四十九日や一周忌などの法事を行う当主を施主(せしゅ)といいます。一般には葬儀の喪主(もしゅ)を務めた人が施主をつとめます。 施主は主催者として、次のような手順で準備します。 菩提寺の住職と相談して、誰の何回忌の法要かを伝え日時を決める。 法要の場所や招待する人数を決める。 法要の後の会食(お斎(とき))の場所を決め、案内状を送る。 会食(お斎(とき))の料理、席順を決める。 引き出物の用意をする。 御布施やお供え物の用意をする。 法事の当日は、次のようにすすめるのが一般的です。 住職の読経→参列者による焼香→住職の法話→墓参り→施主の挨拶→会食とつづきます。 焼香の順番は、施主が一番初めにお焼香し、その後、故人と関係の深かった順に行います。 法事の構成を大きく分けると、住職の読経による法要と、その後の会食に分けられます。 このような法要の後の会食のことを、「お斎(とき)」といい、住職が出席