岸政彦さんの『同化と他者化』を読了。以下に簡単な読書メモと感想を記す。2年前から、同僚のU杉先生の沖縄実習に参加させてもらうようになってから、元々あった沖縄への興味がますます高まって、この岸さんの本も購入した次第。表紙は「驚きの黒さ」(笑)。生協書籍部で「もしやあれは・・・」と一発で判った。同じナカニシヤ出版で、同じ編集者が手がけた『社会的なもののために』は「驚きの白さ」だが。 同化と他者化 ―戦後沖縄の本土就職者たち― 作者: 岸政彦出版社/メーカー: ナカニシヤ出版発売日: 2013/02/15メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 16回この商品を含むブログ (11件) を見るこれは岸さんがおこなったインタビュー調査の集大成とも言うべきもので、戦後、「復帰」前の沖縄から本土に就職して数年そこで過ごして今は沖縄にUターンしている人にインタビューして、そのメカニズムに迫ろうとした