1931年に内務省警保局が作成した「公娼に関する調査」に記載されている内容。 「人身買売は明治五年以来法の禁ずるところで、今日の娼妓は独立の稼業を営むものである。娼妓となるには、自ら警察官署に出頭して名簿登録の申請をしなければならない、代人を以て之を為すことを絶対に許さない。(娼妓取締規則第三条)これは、悪辣なる紹介業者に因り或は子女を苦界に沈めてまでも安逸を貪らんとする涙なき親達に因り、本意を枉げて娼妓となるが如きことなからしむる為、本人の意思を尊重するの趣旨に外ならない。」 http://www.ritsumei.ac.jp/acd/re/k-rsc/hss/book/pdf/no93_08.pdf これが80年前の内務省警保局の認識です。少なくとも公式にはこの立場を取っています*1。 takuya_1st 過去の文化と価値観を、現代価値観で断罪する意味はあるのかなぁ。 2014/03