年金受給者や加入者の個人情報約125万件を流出させてしまった日本年金機構の「職員の状況」が上の表です。 全職員2万5,667人のうち正規職員は1万880人で、非正規職員は1万4,787人。非正規雇用率は57%と6割に迫っています。個人情報を含む国民の公的年金業務をすすめる日本年金機構の職員の6割が非正規雇用なのです。 しかも2012年度以降、就業規則の契約更新回数上限(不更新条項)を理由に、非正規職員の大量雇い止めと大量採用を繰り返し、昨年度は、1,800人を雇い止めする一方で、1,900人を採用しています。 日本年金機構の正規職員からも「毎年、大量の雇い止めで職場が混乱しているのは明らか」「毎年2千人近くの雇い止めし、2千人近くの大量採用をするのは、まさにブラック企業そのものではないか」「これでどうやって、公的年金業務の責任を果たすのか」との声もあがっています。 日本年金機構は厚生労働省