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2015年12月30日のブックマーク (2件)

  • ツイッターで人気の社会心理学者が「レイシズムを解剖する」一冊 | ダ・ヴィンチWeb

    『レイシズムを解剖する: 在日コリアンへの偏見とインターネット』(高 史明/勁草書房) 近年の日では深刻な社会問題の一つとなっているレイシズム(人種差別主義)。この問題を扱う書籍は多く発表されているが、ツイッターで人気の社会心理学者による『レイシズムを解剖する: 在日コリアンへの偏見とインターネット』(高 史明/勁草書房)は、今までにないタイプの一冊だ。 まず一つ目の特徴は、書の研究法が、数値を用いて分析を行う「定量的研究」であるということ。たとえばツイッターにおける在日コリアンへのレイシズムの分析においては、10万件を超えるコリアン関連のツイートを抽出して実施。そのため、レイシズムの実態が“数値”として可視化されているのだ。 レイシズムの問題は、印象論で語ったり、個々のケースを拡大解釈して考えたりしてしまいがちだが、それを社会科学的・数値的に分析している点が、書の新しさ。たとえば「

    ツイッターで人気の社会心理学者が「レイシズムを解剖する」一冊 | ダ・ヴィンチWeb
    pon-zoo
    pon-zoo 2015/12/30
    私も読みましたがここに書かれているとおり膨大な資料を丁寧に綿密に検証した本です。アマゾンの「ろくな検証もせず」「日本人だけが差別をしていると主張」と書かれた低評価レビュー群もとくとご覧あれ。
  • 書斎の窓 | 有斐閣 連載 社会学はどこからきて、どこへ行くのか? 第4回 社会記述のこれから 東京大学大学院情報学環教授 北田暁大〔Kitada Akihiro〕 龍谷大学社会学部准教授 岸政彦〔Ki

    東京大学大学院情報学環教授 北田暁大〔Kitada Akihiro〕 龍谷大学社会学部准教授 岸政彦〔Kishi Masahiko〕 北田 ここから岸さんのほうから事前にいただいた「社会の進化や変化を語るということが、社会学の『習い性』になっているのではないか?」という問題提起について考えてみたいと思います。つまりなにか充実したものがあって、それが希薄化して、消失していく。こういう図式、たとえば「マスコミから2ちゃんねるの時代を経てLINEへ」みたいな。 岸 書けちゃう書けちゃう。 北田 でしょう。まったく同じ図式で書けちゃう。この反復性みたいなものってどうなんでしょうね。つまり社会が「t型社会」から「t+1型社会」へと進化するという考えの元になっているものはなんなのか、と。 岸 この対談のテーマでもありますけど、社会学って大雑把に「なにを結局やってきたんやろな」っていう話ですが、じつは2