医師が気づいた「慢性疾患の患者の共通点」 色々ある栄養のうち、最も大切なものは何かというと、タンパク質です。ところが、現代の食生活の中では、タンパク質が非常に軽視されていると医師として感じることが多々あります。なぜなら、糖尿病などの慢性疾患の患者さんを診ると、ほぼ確実にタンパク質が不足しているからです。 「野菜は健康にいいから食べるべき」「ごはんやパンを食べないとエネルギー不足になる」という見当違いの考えが一般的ですが、肉や卵や魚を食べる意識はさほど強く持っていないことが多いようです。 その自覚があまりないことが多く、「タンパク質を十分にとっていますか?」と質問すると、必ず「はい、しっかりとってます!」という答えが返ってきます。顕著なタンパク質不足がある人も、BMIが18.5を切っている「痩せ」に分類される人も、そう答えます。 これは、患者さんたちだけに問題があるのではなく、一般的な医師も
![「野菜たっぷりなら良いわけではない」糖尿病患者にほぼ確実に不足している"ある食べ物" 国の食事摂取基準は糖質が多すぎる](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/905279c5155d641ef7759dde03e15db096c985ed/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fpresident.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Fc%2Ff%2F1200wm%2Fimg_cfde59fa77cb30339abdbd9645634e53960676.jpg)