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ブックマーク / www.hanmoto.com (5)

  • レイシズムを考える 清原 悠(編) - 共和国

    紹介 もはや政治家ですら公言し、社会を覆い尽くそうとしている、レイシズム、ヘイトスピーチや各種の差別問題を、わたしたちはどう考え、どう対抗すればいいのか。気鋭の研究者21名が、さまざまなテーマからアプローチを試み、この現実に楔を打ち込む決定的な論集。 移民、北米合衆国のリンチの歴史、戸籍と国籍、ネット右翼、朝鮮人差別、英国のブラックアート、日中戦争期の文学表現、左翼と右翼、精神分析学、政治心理学、哲学など多岐にわたる論考を収録し、主要ブックガイドを附す。 執筆者(50音順)=明戸隆浩、安部彰、伊藤昌亮、遠藤正敬、兼子歩、金友子、清原悠、小林・ハッサル・柔子、五味渕典嗣、澤佳成、隅田聡一郎、高史明、竹田恵子、堀田義太郎、松卓也、間庭大祐、百木漠、山崎望、山興正、山浩貴、梁英聖 目次 序 第一部 差別とは何か 第1章 日常をとりまくレイシズム(金友子) 第2章 一世紀前の「ヘイトの時代」

    レイシズムを考える 清原 悠(編) - 共和国
    pon-zoo
    pon-zoo 2021/06/01
  • 書物にとって税とはなにか、そして奥付とは ――だから消費税の総額表示義務化には反対なのだ (共和国 下平尾 直) | 版元ドットコム

    来であれば昨年12月初旬には書き上げ、最速では年末には掲載予定だったのにもかかわらず、その年末が到来しても入稿できないまま越年し、さらに旬日を経過してようやく送稿する、という編集者としても出版社としても破廉恥きわまりない所業となりました。 2年前にも落としたことがあるのに、再度ご依頼くださった版元ドットコム事務局のTさん、誠に申しわけありません。恥の多い人生を送っています。これに懲りてもう二度と著者訳者にえらそうに原稿の督促なんていたしません! ☆ というように、いっぱしに「出版社をやっています」という顔をしているくせに、当は古書に囲まれたカビ臭い部屋に引きこもって史料とくんずほぐれつしたり、美麗なであれば頬ずりしたり矯めつ眇めつしたり、そんなことだけしながら暮らしたい……と老後を夢みているような人間にとって、昨年来のコロナ禍では飲みに出歩く機会と宿酔の時間が激減したぶんだけ、順調な

  • 人を食って人を売るために (共和国 下平尾 直) | 版元ドットコム

    共和国のシモヒラオ氏は頭を抱えていた。ここでいう共和国とは一般名詞ではなく、去る2014年4月に、このシモヒラオという元編集者がなけなしの100万円を投じて起業した極零細出版社のことだ。ほかに社員めいた存在もないようなので、かれが代表取締役兼奴隷ということになる。この3年足らずのあいだにもそもそと少部数の新刊20数点を刊行し、売れ行きこそタイトルによって波があるものの、なんとか2016年も法人を存続できる見通しらしい。 いま、そのシモヒラオ氏が、そうでなくても浮かない顔をいっそう歪ませているのはなぜか。かれの共和国に、またもや返答に窮する封書が投げ込まれていたからである。いわく、「給料はいらないので雇っていただけないでしょうか」うんぬん。極零細出版社の身ではないか。みずから無賃労働を志願してくれるこのありがたい書面に、なぜかれは顔を歪ませなければならないのだろうか? いやー、これがなかなか

    pon-zoo
    pon-zoo 2017/02/02
    あなたのメルヒェンはリアルのホラーという、背筋が凍って泣いて笑えるお話し。
  • 決算物語 (共和国 下平尾 直) | 版元ドットコム

    共和国のシモヒラオ氏は頭を抱えていた。ここでいう共和国とは一般名詞ではなく、昨2014年4月に、このシモヒラオという元編集者がなけなしの100万円を投じて起業した極零細出版社のことだ。ほかに社員めいた存在もないようなので、かれが代表取締役兼奴隷ということになる。この1年のあいだにもそもそと少部数の新刊を6点刊行し、売れ行きこそタイトルによって波があるものの、なんとか次年度も法人を存続できる見通しらしい。 いま、そのシモヒラオ氏が、そうでなくても浮かない顔をいっそう歪ませているのはなぜか。かれの共和国がはじめての決算期を迎えているからである。なら編集できるし、それを世に出すこともできるのだが、そして確定申告くらいはクリアしてきたとはいえ、格的なケ—リやゼーム、ローム等々についてはまったく疎い。疎いどころか冥い。もともとが研究者くずれだし、編集業以外したことなかったのだから詮なきこととはい

    pon-zoo
    pon-zoo 2017/02/02
    社会保障費の差し押さえで○3に追い込まれるって昔問題化したことあったけど確かにこれは酷いわ。←フィクションにコメントしてみる。実際の共和国さんはバンバン儲かっているそうです。
  • 「嫌韓・ヘイト本」ブームを終わらせるのは誰? (ころから 木瀬貴吉) | 版元ドットコム

    朝日新聞に「売れるから『嫌中憎韓』」という記事が掲載されたのは、今年の2月11日でした。 この中で、都内の三省堂書店神保町店が 「1階レジ前の最も目立つコーナーに刺激的な帯のついた新書が並ぶ」と紹介されましたが、書店営業されている方には、どの店でも馴染みの光景ではないでしょうか。 実際、アマゾンで「嫌韓」を検索ワードにすると400件以上のがヒットします。なかには、『ネットと愛国』(安田浩一)や『その「正義」があぶない』(小田嶋隆)といった、嫌韓ムードに異議をとなえるも含まれますが、ざっと200点以上の嫌韓韓国中国への偏見を増長するようなヘイトが稼働しているようです。 しかし、どれを「嫌韓・ヘイト」と呼ぶかは、人によって一様ではありません。 たとえば、小社が3月に刊行しました『九月、東京の路上で 1923年関東大震災ジェノサイドの残響』(加藤直樹)の営業のために書店を尋ねた際

    pon-zoo
    pon-zoo 2014/05/08
    "「嫌韓・ヘイト本を売る書店が悪いのではなく、作る版元があるのがおかしいのだ」との思いをもつ有志によって"すごい心意気。
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