ゆみこりあ @YumikoreaY 韓日翻訳。訳書に『マンガで学ぶ昆虫の進化』(マイナビ出版)、共訳書に『美、その不滅の物語』(クオン)他。ヘッダーはパールアクアグリーン。無言フォローお許しください。
体長約21メートルの魚竜、ショニサウルスの想像図。今回見つかった魚竜も同じような種類と考えられている。(ILLUSTRATION BY NOBUMICHI TAMURA) 英国南西部で、魚竜と呼ばれる巨大な海生爬虫類の化石が見つかった。約2億500万年前に生きていたもので、4月9日付けの科学誌「PLOS ONE」に掲載された論文によると、体長は最大で25メートルほどと考えられている。この化石の主はシロナガスクジラに迫る大きさということだ。 生物の教科書には、昔からシロナガスクジラが史上最大の動物だと書かれている。しかし、これほど巨大な魚竜がいたのなら、さらに大きな生物が地球の海を泳いでいたのかもしれない。(参考記事:「【動画】シャチが集団で巨大シロナガスクジラに体当たり」) 魚竜とは 恐竜の時代、イルカのような姿をして海で暮らしていた爬虫類が魚竜(イクチオサウルス)だ。魚竜の種の数がもっと
米国ミネソタ州の造形スタジオで制作中の等身大のケツァルコアトルス・ノルトロピ(Quetzalcoatlus northropi)。空飛ぶ動物としては史上最大だ。(PHOTOGRAPH BY ROBERT CLARK) 太古の空を飛んでいた動物、翼竜の存在が最初に明らかになったのは18世紀のこと。古代ギリシャ語の「翼」と「指」を合わせてその種は「プテロダクティルス」と命名された。 それ以降、200種を超す翼竜が発見されてきたが、三畳紀・ジュラ紀・白亜紀から成る中生代の空を支配した“翼をもつ怪物”に関する一般的なイメージは一向に進歩していない。翼竜と聞いて思い浮かべるのは、とがった頭をして、膜に覆われた翼を不器用に動かして飛び、獲物に襲いかかるというものだ。 キリン風からスズメ風まで だが、このところ新たな化石の発見が相次ぎ、翼竜の体形や体の大きさ、生態について、これまで知られていなかったよう
(CNN) 9900万年前に生息していた恐竜の尾が、琥珀(こはく)の中に閉じ込められているのが見つかったとして、中国やカナダの研究者が生物学会誌の12月号に発表した。恐竜の色や姿を解明する手がかりになると期待されている。 琥珀は干しアンズほどの大きさで、中国の古生物学者シン・リダ氏が中国との国境に近いミャンマー北部の琥珀市場で見付けた。中身は植物だと業者は考えていたという。しかしシン氏は「中身は植物ではなく脊椎(せきつい)動物、恐らくは二足歩行の恐竜だと気付いた」「この標本がどれほど重要かを業者が理解していたのかどうかは分からないが、相手は値段をつり上げなかった」と話す。 論文共著者でカナダの王立サスカチワン博物館の古生物学者ライアン・マケラー氏は、シン氏からこの標本を見せられて「一生に一度の発見だ。細部まで3次元で見ることができる」と驚いたという。 マケラー氏によると。過去には恐竜時代の
川崎悟司 オフィシャルブログ 古世界の住人 Powered by Ameba 川崎悟司 オフィシャルブログ 古世界の住人 Powered by Ameba 「トリケラトプス 」 全長9m、体重は8トンの巨体を支える力強い四肢、 目の上に伸びる長大なツノと後頭部には分厚い大盾のようなフリルを もつという頑強な体躯をもつ恐竜である。 同時期、同地域に生息した暴君竜ティラノサウルス とは宿敵という イメージが色濃くあり、 ティラノサウルスとともに恐竜時代の終焉の時を生きた恐竜だ。 化石もよく発見されているためか、よく研究もされており、 ご存じのようによく知られた恐竜のひとつでもある。 しかしトリケラトプスには長い間物議をかもしていた ひとつの大きな謎があった。 それが「前足の姿勢」である! 恐竜の仲間は 哺乳類や鳥類のように足は体に対して垂直に伸びている 直立歩行型である。 当然ながら恐竜の仲間
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そろそろ来ますよ。 太陽で火曜に起こった巨大爆発の影響で既に中国南部に通信障害が起こっています。今後数日は軌道の衛星、地上の配電網が破壊される恐れがあります。警戒しましょうね。 これだけ大きなX級フレアは4年ぶり。 クラスXの太陽フレアは、フレアの中でもX線強度が最大の等級なのですが、火曜それが木星並みの大きさの黒点から発生し、荷電プラズマ粒子のミサイルが毎秒550マイル(885km)を超えるスピードで地球めがけて飛んできてるんですね。 それに先立つもっと小規模な爆発2つと合わせ計3つのCME(太陽ガス放出現象)が一度にくるみたい...。地球軌道に到達するのは米時間の今晩中(日本時間18日正午頃)とのことです。 中国気象局によると、この太陽嵐の影響で中国南部では「電離圏突然じょう乱で電波が乱れ」、短波ラジオの電波に障害が起こっているそうな。 一方、アメリカ国立気象局では来るべき太陽活動に関
鳥の翼と恐竜の前脚にある「指」の成長する仕組みが同じであることを、東北大学の田村宏治教授と大学院生の野村直生さんらが突き止めた。鳥が恐竜から進化したとする仮説を裏付ける結果。専門家からは始祖鳥の発見以来、鳥の起源を巡る約150年間の論争に終止符を打つ成果との意見も出ている。研究成果は11日、米科学誌サイエンスに掲載される。鳥の起源を巡っては、羽毛のある恐竜の化石の発見が中国などで最近相次ぎ、恐
これまで異なる種とされた白亜紀末期(6500万〜7000万年前)の恐竜トリケラトプスとトロサウルスが実は同じ種であることを同大の研究チームが突きとめた。 両者は成体の全長が7〜10メートルとほぼ同じ。ただ、首回りの「襟飾り」の大きさが異なることなどから、違う種と考えられていた。研究チームは、モンタナ州東部で大規模な発掘調査を行い、恐竜の化石を収集。トリケラトプスの頭蓋(ずがい)骨は、赤ちゃんから成体まで様々な大きさの化石が見つかったのに、トロサウルスの特徴を持つタイプは成体の化石しか見つからなかった。さらに50以上の化石を調査。骨や皮膚の特徴から、両者は同一種で、トロサウルスは成熟したトリケラトプスであると結論づけた。
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