水産庁は、日本時間の23日、反捕鯨団体の「シー・シェパード」が、南極海で調査捕鯨に当たっている日本の捕鯨船2隻に対して、信号弾のような物を13発、発射するなどの妨害行為を行ったと発表しました。 水産庁によりますと、日本時間の23日午後5時半ごろ、反捕鯨団体、シー・シェパードが、南極海で調査に当たっていた日本の捕鯨船、「勇新丸」と「第三勇新丸」の2隻に対して妨害行為を行いました。 シー・シェパードは、小型のボートを使って2隻の捕鯨船に対して、延べ26回にわたってロープを投げ込んだほか、避難した際などに使う信号弾のような物を合わせて13発、発射したということです。このため「勇新丸」と「第三勇新丸」は放水するなどして警告しましたが、妨害は断続的におよそ6時間半にわたって続いたということです。 一連の妨害で、ロープが「第三勇新丸」のスクリューに絡まり、船の一部が傷つく被害がありましたが、乗組員にけ