科学雑誌PLOS ONEで、「チョコレート等のカカオ製品に対する価格上昇によって、子どもたちに働かせなくてもカカオ農家が十分稼げる」という経済モデルが提唱されました。 米アルカンザス大学のジェフ・ラックステッド氏ならびにロートン・L・ナリー氏、またカンザス州立大学のフランシス・トサイボー氏らが、今年5月に共同の研究結果を発表しました。 この研究では、ガーナでのカカオ産業等における児童労働を取り上げ、「どうしたら子どもたちが劣悪な環境で働かなくてもよくなるか」を考察しています。 ガーナのカカオ農家は、そのほとんどが貧困に苦しんでいます。生活していくのに十分な稼ぎを得るためには、子どもにも働いてもらわなければいけません。しかし同研究では「カカオ製品を47%値上げすることで児童労働の撤廃が実現する」としています。 <海外の反応> えっ、それだけ? 本当にチョコレートに1.5倍支払うだけで、ガーナ