厚生労働省は13日、新型コロナウイルスに感染した男性検疫官がクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」での検疫作業中、同じマスクを繰り返し着用していたと明らかにし、「不適切だった」と認めた。 厚労省によると、検疫官は、船内で質問票を回収し体温測定をする仕事をしていた。防護服やゴーグルは着用していなかったという。9日に発熱し、11日に陽性と判明した。厚労省はこうした状況を踏まえ「マスクや手指の消毒でルールが順守されず、感染の要因になった可能性がある」との見方を示した。(共同)
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