後藤健二さんを殺害したとする動画が投稿されたことについて、日本国内のイスラム教徒からは非難の声が上がっています。 東京・豊島区のイスラム教のモスク、「大塚モスク」の責任者で、パキスタン人のハールーン・クレイシさんは、後藤さんについて、「殺害されたとすれば、残念に思います。後藤さんは、シリア難民の取材などを通じてイスラム教徒のために働いてくれていたので、自分の家族が亡くなってしまったような悲しい気持ちになります。心からお悔やみ申し上げます」と話していました。 また、「イスラム国」とみられる組織に対しては、「イスラム教の教えを学んでいるのであれば、殺人は大罪であると分かるはずだ。殺人は人間のやることではない」と強く非難しました。 そのうえで、投稿された動画の中で戦闘員とみられる男が日本国民を対象に「どこにいても殺されることになる」と主張していることなどについて、「日本は、古くからイスラム教徒を
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