「じつは運動音痴で、アクションは苦手でした」 ショートカットが魅力的で、大沢逸美は女優としても人気となった。 「2本かけ持ち撮影も、当たり前でした。『ヤヌスの鏡』(フジテレビ系・1985年)では、暴走族『野獣会』のリーダー役。鎖を巻いて暴れた後は、マネージャーの車の中でメイクを落として『ジャンプアップ!青春』(日本テレビ系・1986年)の撮影へ。今度は、バレーボール部の部長に変身するんです(笑)。 私、じつは運動音痴で、アクションは苦手。体が大きいし、顔もキツめだから、見た目、できそうでしょ? 『ヤヌス〜』では、主演の杉浦幸(みゆき)ちゃんに復讐する役でした。幸ちゃんは当時、事務所の後輩だったんですけど、私は自分から話しかけるタイプじゃないから、『待ち時間になってもしゃべってくれないから、本当に怖かった』って言われました(笑)」 近年は、コロナ禍で活動が制限されていた大沢だが、こんな発言も