英ロンドンのモスクで行われた、アストラゼネカ製新型コロナウイルスワクチン接種(2021年3月23日撮影)。(c)DANIEL LEAL-OLIVAS / AFP 【4月3日 AFP】英国で、英製薬大手アストラゼネカ(AstraZeneca)製の新型コロナウイルスワクチン接種を受けた1800万人以上のうち、希少な血栓症を発症したのは30人だったことが、医薬品・医療製品規制庁(MHRA)の発表により明らかになった。MHRAは同社製ワクチンについて、「効果は依然としてリスクを上回る」とし、接種継続を呼び掛けている。 発表によると、先月24日までの症例報告は、脳静脈洞血栓症(CVST)が22人、血小板減少を伴う他の血栓症は8人だった。MHRAは「この特定のタイプの血栓を発症するリスクは非常に小さい」と指摘。「これまでに報告された、有害反応と疑われている症例の数と性質は、日常的に使用される他の種類の