レンールイスらが経済学者の一般人との対話の仕方についてツイッター上で議論したのを受けて、クリス・ディローが、表題の4箇条を説いている。ディローは、ブレグジットや緊縮策についての経済学者の影響力が十分ではなかったことを認めた上で、一般の人に広く耳を傾けられている成功例としてティム・ハーフォードとスティーブン・レビットを挙げている。また、自らがインベスターズ・クロニクル誌に書いているコラムもそこそこ上手く行っているという。 経済学者は、人々にとって自らのアイデンティティの一部になっている考えに挑むことはできない 誰かに「経済学によればあなたは阿呆だ」と伝えた場合、仮にそれが完全に正しくても、共感を持って受け入れられることはない。 ヤバい経済学が成功し、ブレグジットが失敗したのはそれが一因。人々は、力士が八百長をするか否かについて強い予断を持っていなかったが、EUについては持っていた。 ディロー