書評に関するponta551のブックマーク (8)

  • 『反脆弱性』

    プロローグ 第1部 反脆(はんもろ)さとは 第1章 ダモクレスとヒュドラーの間(はざま)で 第2章 過剰補償と過剰反応はどこにでもある 第3章 ネコと洗濯機 第4章 私が死ねば、誰かが強くなる 第2部 現代性と、反脆さの否定 第5章 青空市(スーク)とオフィス・ビル 第6章 ランダム性は(ちょっとなら)すばらしい! 第7章 浅はかな干渉――医原病 第8章 予測は現代性の生みの子――ブラック・スワンの世界へ 第3部 予測無用の世界観 第9章 デブのトニーとフラジリスタたち 第10章 セネカの処世術 第11章 ロック・スターと10パーセント浮気する――バーベル戦略 第4部 オプション性、技術、そして反脆さの知性 第12章 タレスの甘いぶどう――オプション性 第13章 鳥に飛び方を教える――ソビエト=ハーバード流の錯覚 第14章 ふたつが“同じもの"じゃないとき 第15章 敗者が綴る歴史――試行

    『反脆弱性』
  • 断言する人は信用しないのが一番―『専門家の予測はサルにも劣る』 : 正田佐与の 愛するこの世界

    ◆正田の近刊『行動承認―組織の能力を最大化する「認める力」』◆ 各ネット書店でも大好評発売中です! http://books.rakuten.co.jp/rb/12987941/?acd=812 https://honto.jp/netstore/pd-book_26427191.html上司の承認力と部下の幸せな躍動…「承認研修」宿題を一挙28例公開!!あったかい気持ちになってください (印刷の場合はA3ヨコ4pです。無断転載不可) http://www.c-c-a.jp/pdf/20150205.pdf 「断言する人は信用しないほうがいい」 ―たとえそれが名の通った専門家でも。 と、いうことについてのが『専門家の予測はサルにも劣る』(ダン・ガードナー、飛鳥新社、2012年5月)。 正田が「歯切れのわるい女」であることへの言い訳として丁度よかったです。 このの中核をなすのがカリフ

    断言する人は信用しないのが一番―『専門家の予測はサルにも劣る』 : 正田佐与の 愛するこの世界
  • サービス終了のお知らせ

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  • 金融政策の「誤解」 第3章「リフレ派」の錯誤 早川英男

    早川英男の『金融政策の「誤解」』の第3章でリフレ派の問題点について整理されていたので、忘備にメモ。 「リフレ派」の定義 内閣官房参与の浜田宏一はしばしば欧米の主要なマクロ経済学者のほとんどは自分と同意見だとの趣旨の発言をされるが、その場合のリフレの定義は「デフレは経済にとって望ましくない状態だから、中央銀行はデフレに陥ることのないように、またデフレに陥ってしまった場合は、そこから早く脱出できるように金融政策を行うべきである」という広いものだろう。しかしこれでは早川氏を含めてほとんどの(元)日銀関係者はリフレ派に含まれてしまう。リフレ派が口を極めて非難してきた日銀も「ずっとリフレ派だった」という大変奇妙なことになってしまう。 早川氏は以下の命題のすべてを基的に受け入れる人たちを狭義の「リフレ派」と定義 【命題1】過去20年あまりにわたる日経済の長期低迷は、基的に需要不足によるものであり

    金融政策の「誤解」 第3章「リフレ派」の錯誤 早川英男
  • 『反共感論──社会はいかに判断を誤るか』 スポットライトに照らされる人たちとそうでない人たち - HONZ

    1987年、アメリカのテキサス州でわずか1歳半の女の子が井戸に落ちてしまった。女の子の名前はジェシカ・マクローア。ジェシカの体は井戸の枠に引っかかってしまい、大規模な救出活動が繰り広げられるものの、なかなか抜けない。ああ、可哀想なジェシカ。救出活動はテレビなどでも盛んに報道され、アメリカの多くの人たちがその動向に釘付けとなった。そして58時間後、ようやくジェシカは救出される。よかった、よかった。 ところで、ジェシカはなぜそれほど注目を集めたのだろうか。それはおそらく、窮地にあるジェシカに多くの人が同情し、共感を覚えたからだろう。「もし自分が(あるいは自分の子どもが)ジェシカのようであったら」と考えて、恐怖や辛さを自ら感じた人も少なくなかったはずだ。当時の米大統領ロナルド・レーガンもこう語っている。「このできごとのあいだ、全米の誰もが、ジェシカの代母や代父になった」。 そのように「共感(em

    『反共感論──社会はいかに判断を誤るか』 スポットライトに照らされる人たちとそうでない人たち - HONZ
  • 『反脆弱性 不確実な世界を生き延びる唯一の考え方』 ブラック・スワンは予測できないが、備えることはできる - HONZ

    グローバル化の深化に呼応するように、世界の不確実性が増している。大勢の予想に反してトランプ大統領が誕生し、未来永劫続いていくかと思われたシャープや東芝のような大企業までもが突如として存亡の危機に陥り、多くの人が憧れる花の都パリでも悲劇的なテロが発生した。当たり前のものと考えていた日常が、どれほど脆弱なものなのかを思い知らされる。ある日突然襲い掛かる不確実性に、わたしたちは無力なのだろうか。 このは、そんな不確実な世界を生き抜くための知恵を与えてくれる。その知恵とは、より多くのデータを集め、最新のAIを駆使し、より正確に未来を予測することではない。リスク研究の専門家である著者タレブは前著『ブラック・スワン』でも、 「重大で希少な事象のリスクを計算したり、その発生を予測することはできない」と喝破している。1000年に1度の大地震のように稀にしか起こらず致命的に大きな影響を与えるイベントは、予

    『反脆弱性 不確実な世界を生き延びる唯一の考え方』 ブラック・スワンは予測できないが、備えることはできる - HONZ
  • 『人手不足なのになぜ賃金が上がらないのか』:書評と考察 : 富士通総研

    2017年6月22日(木曜日) (はじめに) 玄田有史東京大学教授の編集で『人手不足なのになぜ賃金が上がらないのか』(慶應義塾大学出版会)という書物が出版された(以下、書と呼ぶ)。このの帯にもあるように、これはまさに現在の日経済の「最大の謎」に挑む試みだと言えよう。実は筆者自身も、このオピニオン欄などで何回か雇用と賃金の問題に取り組んできた(注1)。ただし、従来の筆者の考察は主に「日的雇用」(大企業の正社員を中心としたメンバーシップ型雇用)に焦点を当てたものである一方(注2)、現実の日の労働市場は遥かに複雑で多面的なものである。 この点、書の大きな特徴は、敢えて書物としての見解の統一性に拘ることなく、総勢20名以上の研究者を動員することで、序と結びを併せて18章にも及ぶ多様な観点からこの「謎」に挑んだことにあろう。具体的には、正規・非正規雇用の違いに注目しつつ(【正規】)、正統

  • 吉川洋『デフレーション “日本の慢性病”の全貌を解明する』 - 備忘録

    デフレーション―“日の慢性病"の全貌を解明する 作者: 吉川洋出版社/メーカー: 日経済新聞出版社発売日: 2013/01/19メディア: 単行購入: 3人 クリック: 71回この商品を含むブログ (14件) を見る 書では、最初に、マスコミの論調を取り入れながらこの15年間のデフレーションをめぐる議論の動向を概観し、途中、大不況期の議論を挟んで、最後に理論的視点から、日のデフレーションの特徴と原因を探るという構成がとられている。 稿では、第3章の大不況期に関する議論から振り返ってみる。まず、大不況期といえば1939年代の世界不況を思い浮かべるが、筆者は、日のデフレーションはこれとは異なり、19世紀末の英国の状況に似ているという。この時の英国は、だらだらと四半世紀の間、物価が緩やかに下落し続けた。一方、1930年代の世界不況は、リーマン・ショックに端を発した経済危機の時と同様

    吉川洋『デフレーション “日本の慢性病”の全貌を解明する』 - 備忘録
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