2018年2月2日のブックマーク (5件)

  • ガキ使批判記事に見られた「人権」概念の変容 - 能書きを書くのが趣味。

    今回は「人権」について書きます。 なぜ人権について書くかというと、ハフィントンポスト記事の話題をTwitterで読んだからです。 この件について、ハフィントンポストは批判されています。最も頷けた批判は、「エディ・マーフィーの真似をすることは、黒人を戯画化することとは違うだろ」というもので、僕もその批判に賛同するところです*1。 しかし、批判している皆さんは、自分が批判しているものについて、当に理解しているのでしょうか? 「そもそも人権とはなにか?」ということを考えなければ、この記事から生まれる謎の不快感の正体を捉えることはできないと思う。 この「人権」という一見批判しようもないように見える概念は、もともとかなり特殊で、不安定さを孕んだ思想です。しかも21世紀までに起きた社会情勢の変化は、もともとの不安定さを、潜在的な危うさと言えるレベルまで膨らませています。日人は「人権」をあまりにも素

    ガキ使批判記事に見られた「人権」概念の変容 - 能書きを書くのが趣味。
  • 科学によって根拠を失った「人権」という概念 - 能書きを書くのが趣味。

    前回、人権概念の社会的変容について書きました。 gentleyellow.hatenablog.com でも実は、「人権」の危機について語り切れてない部分がある。 前回は権利概念の歴史的バックボーンや、社会情勢の変化、ヘイトスピーチ問題や、ポリティカルコレクトネスといった、純粋に文系的な分析から人権概念の変容を描きました。しかし、ここには大きく抜けている要素がある。それは、科学技術の進歩です。 人権概念が生まれたのは、当時最先端の科学分析からでした。しかし、18世紀の科学は、21世紀現在までにずいぶんと変化し、誤解を恐れずに言えばかつての理論はその大部分が否定されてしまっている。 つまり、人権を生んだ根拠の大部分は、実はすでに否定されてしまっているのです。そのことが、人権概念に変容と危機を持たらなさないはずがありません。 この記事では、科学技術の進歩によって起きている人権概念の変容について

    科学によって根拠を失った「人権」という概念 - 能書きを書くのが趣味。
  • スティーブン・ヘイル「解説:MMT(現代金融理論)とは何か」(2017年1月31日) — 経済学101

    Steven Hail, “Explainer: what is modern monetary theory” (The Conversation, 31 January 2017) [1]稿は著者に特別許可を得て投稿しています。 政府支出削減を求めるという困難な選択をするときに、俗に言う『予算ブラックホール』について心配しない経済学の学派がある。バーニー・サンダーズ氏のチーフ経済アドバイザーであったステファニー・ケルトン教授のようなMMT(現代金融理論、現代貨幣理論。以下、MMT)提唱者は、オーストラリア政府は予算を均衡する必要はなく、経済を安定させる必要があると主張する。そして、彼らの主張は(今までの経済学のものとは)まったく違うものだと言う。 MMTとは、1990年代にオーストラリアのビル・ミッチェル教授(和訳)とともに米国アカデミアのランドル・レイ教授、ステファニー・ケルトン教

    スティーブン・ヘイル「解説:MMT(現代金融理論)とは何か」(2017年1月31日) — 経済学101
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    【第 9 6 回 講 演 会】 「日再生に痛みはいらない」 東京大学空間情報科学研究センター 教授 八田 達夫 ただいまご紹介にあずかりました八田でございます。よ ろしくお願いいたします。 1.良い構造改革と悪い構造改革 まず、日の講演の題名「日再生に痛みはいらない」 は、最近、岩田規久男さんと共著で書いたのタイトルを そのまま借用したものです。実は岩田さんは、速水前総裁 のときから日がデフレから脱出するためには、大幅な金 融緩和が必要で、日銀が積極的な政策をとらなきゃいけな いと、言い続けてこられました。一方、私は財政だとか規 制緩和による景気対策の必要性をずっと言っていましたの で、それじゃあ一緒に、金融と財政と規制緩和を全部使っ て、総合的に景気を刺激するような方策を書こうじゃない かと話して、にしたものです。 日私は、このの中でも規制緩和と財政の部分につい てお話し

    ponta551
    ponta551 2018/02/02
    日本再生に痛みはいらない
  • 奄美大島沖で大規模な石油流出事故 海洋生態系への影響は?(勝川俊雄) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    1月14日に、イランのタンカーが奄美大島の西300kmで沈没し、過去最悪ともいえる大量の軽質原油コンデンセートが流出したとみられています。流出したコンデンセートが日沿岸に流れてくるという英国の研究機関の予測がSNS上で拡散して、ネット上では不安の声が上がっています。 中国交通運輸省などによると、タンカー「SANCHI」(8万5000トン)はイランの海運会社の所有で軽質原油「コンデンセート」14万トンをイランから韓国に運んでいた。6日夜に長江河口沖300キロで中国の貨物船と衝突。炎上しながら日に向かって漂流し、14日に奄美大島(鹿児島県)の西約300キロの地点で火勢が強くなり、沈没した。乗組員のイラン人とバングラデシュ人32人のうち、3人は遺体で発見され、残りも生存は絶望視されている。 出典:毎日新聞 SNSなどで良く引用されるのがこちらのロイターの記事です。出だしから、「ここ何十年で最

    奄美大島沖で大規模な石油流出事故 海洋生態系への影響は?(勝川俊雄) - エキスパート - Yahoo!ニュース