世の中にはいろいろな麺料理がある。ラーメンやそば、チャンポンにうどんなど挙げればキリがない。それぞれに専用の麺があり、スープがある。たとえばラーメンならば、ラーメン用の麺に、ラーメン用のスープを使う。 しかし、鳥取にはうどんのつゆにラーメンの麺を入れた「素ラーメン」なる料理がある。なかなか交わることのない麺料理がコラボしているのだ。これが非常に美味しい。
先日、地元山形県の米沢市でラーメンを食べた。今日は極私的エッセイ。 米沢市の「熊文」という有名ラーメン店である。昔ながらの鶏がらスープのあっさり系で、細いちぢれ麺。注文すると二分で出てくるという、まるで長州力のプロレスみたいにハイスピードな調理で知られている。午後二時の外した時間を狙ったにもかかわらず、店内は常にぎっしり。この田舎町でつねにそれだけ混雑するというのはすごいことなのだ。 しかし食べ終えてから、私はうーんと腕組みしてしまった。うまいんだけどあまりにあっさり。あまりに淡白。そのプレーンな味にだいぶ物足りなさを感じてしまった。大盛りで食べたにもかかわらず。「そんなに混雑するような味かなあ」とふとあたりを見渡すと、その客の顔ぶれの多くがおじいちゃんおばあちゃんであることに気づいた。なかには80歳ぐらいのおばあちゃんなどもいる。「あ、なるほど」と膝を打ってしまった。ここはまだ私が来るべ
「小池さん」も食べた? トキワ荘ゆかりラーメン店健在2009年6月14日 「松葉」のラーメンを差し出す山本麗華さん=東京都豊島区南長崎3丁目 1950年代に手塚治虫氏や赤塚不二夫氏ら著名な漫画家らが住んでいた東京都豊島区のアパート「トキワ荘」。若き漫画家らがよく通った近くの中華料理店「松葉」は、今も全国の漫画ファンが訪れる店として知られる。脳梗塞(こうそく)で倒れた2代目店主に代わって中国出身の妻が、ラーメンの味を守り続ける。 「松葉」は創業約60年。トキワ荘に住んでいた藤子不二雄(A)さんの自伝的漫画「まんが道」では、主人公の2人が「ンマーイ!」と声を上げてラーメンを食べるシーンなどにたびたび実名で登場する。 客席は22ほど。27年前に解体されたトキワ荘にゆかりの深い店では、現存する唯一の店だ。人気メニューは、さっぱりしたしょうゆ味の定番「ラーメン」(480円)。来店者の9割が注文する。
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