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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/FUKAMACHI (29)

  • 今もこれからも、すてきないい町 - 深町秋生の序二段日記

    三陸の旅を終えて以来、虚脱状態が続いている。 山形が停電から復旧し、テレビやネットで情報を追い続けていたが、この世のものとは思えない津波の映像に震え、ぶらぶら歩いていた釜石の商店街が波に呑みこまれ、あとはもうひたすら恐ろしかった。 地震当日の午前中は、宮城県松島のカフェで原稿を書いていた。午後に山形で用があり、久々に帰郷したところで地震に遭った。その用事がなければ、「いいところだな」と、太平洋岸の町をうろついていたと思う。 最近は、ずっと旅をしていた。 三陸をうろつく前の週は、福島の郡山やいわき市に。海を見ていると、原稿執筆のモチベーションが維持できるという理由で、今年の冬は沖縄や福島、仙台、三陸をぶらつきながら、わりとストイックに原稿に向かっていた。旅をしながら、同時にカンヅメでもあったのだ。 プライベートな空間では原稿がまったく書けないので(個室に入るとロクなことをしない)、家には帰ら

    今もこれからも、すてきないい町 - 深町秋生の序二段日記
  • 2010年11月19日のツイート - 深町秋生の序二段日記

    pontenna
    pontenna 2010/11/20
    ちょっと待て、これすんごいおもしろそうじゃないか! これほど「問題小説」という誌名が似合う作家もいないよな。
  • 深町秋生の新作『ダブル』9月末発売予定。 - 深町秋生の序二段日記

    幻冬舎から新作『ダブル』が発売予定です。9月末に。 いろいろ事情があって、時間がかかってしまった。アクション小説を書きました。 安価な新型ドラッグを日国内に大量流通させることに成功した新興の巨大密売組織が舞台。密売組織経営の警備会社に所属している刈田誠次は、元自衛官の弟の武彦とともに、ある任務についていた。 密売組織のメンバーであり、刈田兄弟のパートナーでもあった五木を殺害しなければならなかった。五木は、密売組織と敵対する暴力団に情報を売っていた。組織の忠実なソルジャーである刈田は、仕事のイロハを教えてくれた恩人・五木をかろうじて始末するものの、それをきっかけに長い長い闘いに足を踏み入れることになる……という物語。勢力を拡大させる新興マフィアと日最大の関西系暴力団、それに警察が三つ巴で衝突するなか、刈田はある決意を固めるというもの。 前回の『東京デッドクルージング』では、『狂い咲きサン

    深町秋生の新作『ダブル』9月末発売予定。 - 深町秋生の序二段日記
    pontenna
    pontenna 2010/07/29
    これはたのしみ。2ヶ月なんてあっという間だ!
  • キタノ版ダーウィンが来た! 満腹映画「アウトレイジ」 - 深町秋生の序二段日記

    さてさっそく「アウトレイジ」を見てきた。 いやー、よかったなあ。じつにすばらしい。後期北野映画の最高傑作などという前評判を耳にしていたけれど、評価はけっこう賛否両論(おすぎが週刊文春でやっぱりひとつ星をつけていた。まあ恒例行事みたいなものだが)だったこともあり、見る前はかなり不安があったのだ。 得意としているヤクザバイオレンスでも、過去には「BROTHER」というひどい作品があった。アナーキー気質のたけしさんが、自分でもさっぱり信じていないであろう任侠道を、たっぷりナルシスティックに美しく描こうとした野心作で、ヤー公のくせに、まるで空腹の仏さまのために、自分の身を炎に投じるウサギみたいなやつがいたり、ハラキリしちゃうやつがいたり、「アニキは最高だぜ」なんて黒人に言わせたりと、じつに気持ち悪い珍作であった。 たけしさん自身は、面倒見のいい親分肌で、義理人情に厚い人だといわれているが、義理人情

    キタノ版ダーウィンが来た! 満腹映画「アウトレイジ」 - 深町秋生の序二段日記
    pontenna
    pontenna 2010/06/13
    「鈴木慶一の変な音楽」www! あの人のサウンドをこれほど的確に表した言葉は他にないね。
  • 台風の目とチャレンジャーらしいアラ「Bootleg」 - 深町秋生の序二段日記

    さてもうじき増刷分も売られるであろう「Bootleg」をいただいて拝読した。この映画評論集は先月6日の大田区産業プラザPiOで行われた文学フリマで話題を振りまいた。 http://news.ameba.jp/domestic/2009/12/52002.html(文学フリマ、約2400人来場 人気作は150冊完売) 開始早々に行列を作り、(周囲のブースに迷惑をかけつつ)一時間で完売。付録としてついた小冊子にid:samurai_kung_fu氏による編集後記が載っていたが、後書きは私に書かせる計画だったという。「え? そうなの?」と驚いた。昨年の夏、新大久保の韓国居酒屋にて侍功夫さんから「こういうのを作るつもりだ」という話を訊いていたが、あいにくマッコリですっかり記憶が飛び始めていたので、おぼろげにしか覚えていなかった。 その後彼は急な台割りの変更に追われたり、サラリーマンとしての仕事が多

    台風の目とチャレンジャーらしいアラ「Bootleg」 - 深町秋生の序二段日記
    pontenna
    pontenna 2010/01/26
    ジョーズのジャケのコストパフォーマンスの良さを採り上げてくれたのは侍編集長なのでーす。
  • 狂気の男、とみさわ昭仁「人喰い映画祭」 - 深町秋生の序二段日記

    どんなジャンルであれ、収集家というものに憧れる。ひきつけられる。 私には収集癖がなく、ゲーム映画ソフトにしろ、パンの白いところだけをつまんでべるようなライト感覚がある。フィギュアやおもちゃも持っていない。音楽ソフトは大量に買ってはいるけれど、引っ越しのたびに捨てるなり、売り払うなりしてしまうし、そもそも部屋のスペースにはいつだって限界がある。 集めて保存していてもなんの得があるのか、というつまらないドライさがある。やCDとなればひょっとして何年かに一度、資料としてひっぱり出すこともあるかもしれない。しかし何年かに一度のためなら、もう捨ててしまって、必要なときに改めて買いなおしたほうがコスト的には正しいのではないか。プレミアがつくならともかく……。 という凡庸な考えが根づいてしまったため、「集める」「取っておく」という行為ができない。できないからこそコレクターを一目置かずにはい

    狂気の男、とみさわ昭仁「人喰い映画祭」 - 深町秋生の序二段日記
    pontenna
    pontenna 2010/01/23
    ついに人喰いDVDの置き場がなくなってきたので、トールケースから出してファイリングを始めました。
  • 男泣きポリス映画「プライド&グローリー」 - 深町秋生の序二段日記

    いや〜、映画(と書いてポリスと読む)って、当にいいですよね。 ずしりと来る硬派なポリス映画だった。意外な掘り出しもの。エドワード・ノートン、コリン・ファレル、ジョン・ヴォイトと濃いメンツによるNYPDのポリスメンものである。今年はキアヌ主演のエルロイ脚映画「フェイクシティ」で不良度全開の西海岸ポリスLAPDの腐敗が描かれていたが、こっちは東海岸ニューヨーク市警の腐敗。まるで70年代アクションのようにかなり無骨で好感がもてる。 しかしまあ客が入らないジャンルとはいえ、これだけの豪華メンバーによる良作でもDVDスルーというのはなんなのかね。 物語の舞台はクリスマスがもうすぐやってくる寒々しい冬のニューヨーク。麻薬捜査班が麻薬売人のアジトを急襲したものの失敗。四人の警官が殺害されてしまう。撃った売人は逃亡中。NYPDの幹部である父(ジョン・ヴォイト)の命を受け、ある事件を契機に一線を退いてい

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  • 度胸の分かれ目。絶妙バーガー全額返金。 - 深町秋生のベテラン日記

    ロッテリアが仰天の企画を打ち出した。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090715-00000009-oric-ent(ロッテリア「おいしくなかったら全額返金」) http://news.livedoor.com/article/detail/4254290/(livedoor ニュース - 「絶妙バーガー」に「絶妙戦略」 ロッテリア「返金OK」が話題) あらゆるテレビのニュースショーが取り上げていた。口に合わなきゃ返金に応じますというやつ。半分以上べていなければOKらしい。 当然思うのは、当に「返金してくれ!」なんて突き返すやつなんているんだろうかという疑問である。まあ、そういう豪の者も世のなかにはいると思うけれど、これは「うまいか、まずいか。さあどうだ」という話ではなく、「返すか、返さないか。さあどうだ」という舌よりも度胸をためすイベントでは

    度胸の分かれ目。絶妙バーガー全額返金。 - 深町秋生のベテラン日記
    pontenna
    pontenna 2009/07/20
    風俗の「半分」はどこまでを指すのか。そこ大事なのではっきりさせてください!
  • 石原裕次郎23回忌と法事エンターテイメント - 深町秋生の序二段日記

    もう一週間以上経ってしまったけれど、おもしろかったのはテレ朝でやっていた「石原裕次郎23回忌法要in国立競技場」だった。 「国立競技場にどでかい寺を建立!」という、わざわざ爆破させるためにでっかい建物をおっ建てる西部警察イズムというか、石原プロモーション特有の「わざわざ感」が見られて満足であった。 駆けつけた十万人の観客が、故人をしのんだわけだが、まあ音楽フェスでもこれみよがしにアーティストのTシャツを着ているやつが、あんがい有名なシングル曲しか聴いてなかったりするものだけれど、「裕ちゃん……かっこよかったよなあ」なんて言ってるお年寄りたちだって、どれだけファンであったかは疑問である。お年寄りだって、なにかをダシにしてみんなつながりたいのであろう。ミクシィみたいに。彼が生きていたころといえば、むしろアンチ石原ファンのほうが多かったような気がするけど(「西部警察」のあのガソリンの量をまちがえ

    石原裕次郎23回忌と法事エンターテイメント - 深町秋生の序二段日記
    pontenna
    pontenna 2009/07/17
    男ナンシー関とでもいうべき見事な考察。あっ、殴らないで!これでも褒めてるつもりなんです!
  • 高品質と不安定。Perfume「トライアングル」 - 深町秋生の序二段日記

    さてついに待ち焦がれていたニューアルバム「トライアングル」である。今日が発売日だが、早めに手に入った。 しかしまず話しておかなければならないのは前月のフライデー報道である。それとロッキングオンジャパンにおけるあ〜ちゃんの発言も世間を動揺させたようで、「Perfume最大の危機到来か!」とファンをやきもきさせていた異様な時期であったと思う。 フライデー報道でとくにびっくりしたのは、二週目にかしゆか嬢までフライデーされたところ。最初にのっちが報道された時点では「まあ、のっちならありえるかな。隙が大きそうだし」みたいに余裕をかましていたところがあったのだけれど、二週目となるとちょっと顔色を失ってしまった。これは9・11ショックと似た衝撃で、ツインタワーに一機目が突っこんだのを「うわあ、すげー事故だなあ」とはしゃいで見ていたら、なんともう一機が突っこんでいくではないか! という感じである。しかし今

    高品質と不安定。Perfume「トライアングル」 - 深町秋生の序二段日記
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    pontenna 2009/07/08
    Perfumeはよくわからないわたくしですが、Perfumeについて語る先生がとても好きです。
  • 深町秋生の序二段日記

    先日、地元山形県の米沢市でラーメンべた。今日は極私的エッセイ。 米沢市の「熊文」という有名ラーメン店である。昔ながらの鶏がらスープのあっさり系で、細いちぢれ麺。注文すると二分で出てくるという、まるで長州力のプロレスみたいにハイスピードな調理で知られている。午後二時の外した時間を狙ったにもかかわらず、店内は常にぎっしり。この田舎町でつねにそれだけ混雑するというのはすごいことなのだ。 しかしべ終えてから、私はうーんと腕組みしてしまった。うまいんだけどあまりにあっさり。あまりに淡白。そのプレーンな味にだいぶ物足りなさを感じてしまった。大盛りでべたにもかかわらず。「そんなに混雑するような味かなあ」とふとあたりを見渡すと、その客の顔ぶれの多くがおじいちゃんおばあちゃんであることに気づいた。なかには80歳ぐらいのおばあちゃんなどもいる。「あ、なるほど」と膝を打ってしまった。ここはまだ私が来るべ

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    pontenna 2009/07/01
    ラーメン業界における「野球部出身者」の割合を調べたらおもしろい結果が出そうな気がしています。
  • 深町秋生の序二段日記

    高橋ヨシキ所長(id:satan666)のブログで知って、仰天したのがマウンテンデューのCMである。こんなことになっていたとは。 マウンテンデューというソーダ飲料は、日ではどっちかというとマイナーな飲み物だけれど、アメリカではソーダ界の重鎮である。しかしこの飲み物のCMがすごい。こんなことになっていたとはと驚き、昨日はずっとCMばかり見ていた。ターゲット層はエクストリームスポーツやゲームに興じているダメなボンクラのようで、そのあたりが私の琴線に触れたのかもしれない。 日でも人気のクイーンの代表曲「ボヘミアンラプソディ」のパロディ。あの多重コーラス(世界でもっとも収録に金がかかった曲という話があったけれど)をばっちり再現。 フェレット・チェーンソー・マサカー! フェレットはグリズリーより人間を襲う危険な生き物! チャック・ノリスをバカにしちゃいけねえぜ。やっぱ男は銃と共和党よ! セガール

  • 深町秋生の序二段日記

    上映が終わってからもなかなか椅子から立てなかった。 プロレスやレスラーに対する愛や敬意にあふれていて、作品は悲哀と孤独を濃密に描いているものの、鑑賞中はとてつもない幸福に包まれていた。「おもしろい」「泣ける」というよりも、ここでぴったりくるのは「ありがとう」という言葉だった。アロノフスキー監督や主演のミッキー・ローク、すべてのスタッフに対して感謝を述べたい。ありがとう。 80年代にMSGを賑わせたレスラーの“ザ・ラム”ランディ。だが20年後の今はかつての栄華を失い、ニュージャージー(アメリカにおける埼玉みたいなとこ)周辺のドサ回りで糊口をしのいでいる有様。わびしいトレーラーハウスの家賃すら滞納し、近所のスーパーでバイトをしながらのカツカツ生活を強いられている。家族はすでにバラバラ。ちがう生き方を選ぶ余裕さえ失われている。長年のレスラー生活で、身体は悲鳴をあげ続けている。どんづまりの人生。そ

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    pontenna 2009/06/15
    プロレスにとくに思い入れがないので、見終わった後、たしかに感動はしたんだけどその理由がもうひとつつかめないでいた。で、帰ってきてこれを読んで「ああっ!」といろんなものが押し寄せてきて、家で泣いた。
  • 深町秋生の序二段日記

    やっと会えたね。 なんつって。気分は辻仁成である。 そりゃそうだろう。5月9日10日に代々木体育館でPerfumeの単独ライブが行われたわけだが、七生報国ならぬ七生報Perfumeで生きている私がなぜそこにいないのか。もう当事者である私自身が不思議でしょうがないと頭抱えていた一週間でありました。 タイミング悪く、ある編集者から「深町さん、ライブで東京にいらっしゃったのではないでしょうか。また東京にいらっしゃることがございましたら……」とまったくKYなメールが届いて悶絶していたところであったが(私信。気になさらないで!)、とにかく仕事なのだからしょうがないと唇をかみ締めておりました。 なぜ私が代々木にいられないのか。なぜだ。(自業自得だとわかっていても)と、玉音放送を聴いている軍人みたいな気分だったのだけれど、老舗BSのWOWOWが間髪入れずにそのライブを放送したのだった。最近はマニー・パッ

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    pontenna
    pontenna 2009/05/18
    「プロレスファンが別にシュート試合を望んでいないのと同様に、Perfumeに生の歌声を望んではいないのだ」
  • 深町秋生の序二段日記

    http://wwws.warnerbros.co.jp/grantorino/#/top(「グラン・トリノ」公式サイト) 昨日公開の「グラン・トリノ」今年ナンバー1映画かも。魂が震えた。 それぐらいすばらしい。なによりも気高さを感じさせる。イーストウッド映画の代表的作品の一つとして記憶されるだろう。 「チェンジリング」、硫黄島二部作と大金が動く作品が続いたが、「グラン・トリノ」はびっくりするぐらいに金がかかってない(笑)。有名スターといえばイーストウッド自身であり、あとおもに登場するのはほぼアマチュアのアジア系の若者、それにモン族の人々である。舞台は、デトロイトの元中流階級向けの住宅街であり、貧しい移民が住みついた現スラム地域である。衰退するアメリカを象徴するような場所だ。 「ミリオンダラー・ベイビー」以来、久々に俳優イーストウッドが帰ってきたわけだが、これがとにかくすごい。イーストウッ

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  • 深町秋生の序二段日記

    http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090423/crm0904230940006-n1.htm(【SMAP草なぎ逮捕】1人で全裸、「裸になって何が悪い」 (1/2ページ) - MSN産経ニュース) http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090423-00000530-san-soci(草なぎ容疑者、手足ばたつかせ抵抗 シートにくるんで移送(産経新聞) - Yahoo!ニュース) やるじゃない!! 草なぎ君、おれはお前が好きなったぞ!! http://d.hatena.ne.jp/tvhumazu/20090322/p1(草なぎ剛がハマッた「レトロゲーム」激アツ発言集 - はてなテレビの土踏まず) かなりガチなゲーオタだと知ったときから気にはなっていたが、ロハで赤坂の住民たちにお宝ヌードを披露するとは。尾崎みたい

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    pontenna
    pontenna 2009/04/23
    覆面歌手として再デビューするのはどうだろうか。もちろん首から下は全裸。
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    タモリが消費者金融のCMに! http://d.hatena.ne.jp/gotanda6/20090403/tamori(タモリのサラ金CM B面犬にかぶらせろ!) http://www.cyzo.com/2009/04/post_1798.html(アコムCM出演で失望? タモリの既存イメージと「タモリ的なるもの」 日刊サイゾー) というわけで、いろいろと賑々しいのだけれど、先日のタモリ倶楽部ではそのタモリが登場するアコムが唯一のスポンサーのようだった。タモリ倶楽部ほどの人気番組でもスポンサーがつかず、今回のCM登場と相成ったのかなと適当なことを思ってしまった。いやだって50年続いた日テレのプロレス中継もスポンサーがつかずに終了し、TBSの人気ラジオ番組ストリームもスポンサーがつかずに終わってしまった。(人気なのに終了せざるを得ないってのはメディアのあり方として、かなり終わってると思う

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    pontenna 2009/04/06
    ゼイリブ眼鏡をかけていまの東京を歩いたら5分で気が狂うだろうな。
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    いやあ、すごいもん見た。魂消たよ。 映画ファンやアメコミ好きにとってはひとつの「事件」と化している「ウォッチメン」の映画版。いよいよ日でも劇場公開となったが、なるほどこれはすごい。改めてハリウッドはどんどんおもしろくなっていくなあと思った。イラク侵攻の失敗と悪政と金融危機によって、格的に21世紀型ニューシネマの時代に突入したのだなあと思った。 昨年の映画界の話題をさらった「ダークナイト」でも、正義が混沌にぐいぐい呑みこまれていく暗黒物語が展開されていたが、「ウォッチメン」はさらに危うさを追求したエクストリーム大作に仕上がっていた。三分に一度の割合で噴出する容赦のない暴力も大変すばらしく、火あぶりや油ぶっかけ、指折り腕折り叩きつけ、切断感電木っ端微塵と、病的なほどに取り揃えられた暴力メニューの豊富さにエクスタシーを覚えたことも書いておく。暴力を見せる(魅せる)という意味では、「ダークナイ

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    pontenna 2009/03/30
    ヒーローが必ずしも善人ではない、という映画は、なかなか日本では撮られにくいですね。
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    もう今年一位でいいよ! おくりびとなんか知るか!! さて「フェイクシティ」を二回も見てしまった。 二回も映画館に足を運んだのは「キル・ビル」以来だ。それぐらい好きな作品だった。私のために製作されたような。脚を担当したのがエルロイ御大ということで、公開前にこう書いたわけなのだが。 http://d.hatena.ne.jp/FUKAMACHI/20090213(エルロイ、永遠にえげつなく) 丸腰の犯罪者(コリアンギャング。「こんにちは」と日語で挨拶してワルなコリアンをわざとキレさせるという脚が秀逸。エスニシティのなんたるかを理解したエルロイ御大らしさが光る)をあっという間に撃ち殺して、死体にぐっと拳銃を握らせるアクションが飛び出して最高でしたね。 キアヌ演じるアルトラバイオレンス刑事トム・ラドローは「獣どもの街」にも登場している。「獣どもの街」の主人公リックの相棒として。このときのトム

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    pontenna 2009/03/02
    柏の葉ららぽーと内のシネコンで観たのだが、映画が始まった瞬間、平和な新興住宅街に一瞬にして治安のド悪い空間が出現した。
  • 深町秋生の序二段日記

    いっしょういっしょにいてくれや〜 ノワール小説の帝王、アメリカ文学界の狂犬、ジェイムズ・エルロイ先生の「獣どもの街」を読んだときに思い出したのは三木道三の(聴いてて気持ち悪くなる)歌だった。読んだの1年前ぐらいだけど。 http://movies.foxjapan.com/fakecity/(フェイクシティ ある男のルール) ちなみに明日公開のキアヌ主演「フェイクシティ」が超愉しみ。脚とストーリーを直接手がけたのがエルロイ先生なのである。ハリウッドの勧善懲悪をくつがえすダーティな話になることだろう……と信じたい。丸腰のメキシコ野郎をいきなり撃ちぬき、死体となったその手にぐぐっと拳銃を握らせるLAPDの白人刑事(エルロイ小説における基アクション)。こういうノリでいっちょ頼むという感じ。これでこそコーラとポップコーンもばくばくと進みに進むというもの。人助けの役人や医者が活躍する作品なんかも

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    pontenna
    pontenna 2009/02/13
    「252より37564!!!」