国立天文台は1日付の官報で、2011年の暦要項を発表した。日本で見られる日食は1回、月食は2回あり、このうち12月10−11日の皆既月食は、上空高く昇った月が欠けていく様子が全国で見られるという。 6月2日の部分日食は、北日本や日本海側の一部で見られるが、欠ける割合は小さい。富山県以西ではわずかに欠けた太陽が昇ってくるのを観測できる。 同16日の皆既月食は全国で起きるが、月食中に夜が明けるため、観測条件はよくない。 年によって日が変わる祝日は、成人の日が1月10日(月曜)、春分の日が3月21日(月曜)、海の日が7月18日(月曜)、敬老の日が9月19日(月曜)、秋分の日が9月23日(金曜)、体育の日が10月10日(月曜)。 【関連ニュース】 ・ 〔特集〕世紀の天体ショー 皆既日食 ・ 〔写真特集〕太陽と月の神秘 日食 ・ 〔写真特集〕宇宙の神秘 コズミックフォト ・ 西日本