CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。
はじめに 本連載では、PHP上で動作するアプリケーションフレームワークであるsymfonyでアプリケーション開発を行う方法について紹介します。前回はsymfonyによる掲示板アプリケーションの作成を通し、主にscaffolding機能をはじめとしたデータベースとの連携などの方法について紹介しました。掲示板作成の後半となる今回は、掲示板の基本機能の実装や管理者用画面の作成などを通し、ページャー機能やカスタムヘルパーの作成、入力値検証の方法、認証関連の機能、アドミンジェネレーターを紹介していきます。 過去の記事 symfony入門(1):symfonyで始めるPHPフレームワーク symfony入門(2):掲示板アプリケーション作成でsymfonyを理解しよう(前篇) 対象読者 PHPの基本構文は一通り理解しているが、フレームワークを利用したことはないという方を対象としています。 必要な環境
9月1日、ゲーム開発者向けカンファレンス「CEDEC 2010」において、SNS「GREE」を運営するグリー株式会社(以下 グリー)が『大規模ソーシャルゲームのつくりかた ~60分でわかるサーバサイド技術~』と題するセッションを講演した。 一日あたり億単位のトラフィックを捌くインフラはどうなっているのか。技術者2名が解説したインフラ構築のノウハウや、ソーシャルゲームと一般のオンラインゲームとの違いについて紹介する。 オンラインゲームとソーシャルゲームとの違い 最近テレビCMでも目にする機会が多くなってきたSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の「GREE(グリー)」。2010年6月時点の数字で、会員数2059万人、月間353億ページビューという言わずとしれた大人気サイトだ。中でも携帯電話向けソーシャルゲームが特徴的で、専用機向けのゲームと比べるとコアゲーマー以外のプレイヤーも多く、利
はじめに 外部の世界との通信は、iPhoneアプリケーションを楽しく便利なものにする方法の1つです。これだけ多くの便利な機能を提供する無数のWebサービスが存在する今日では、特にそう言えます。しかしiPhoneでWebサービスを利用することは、なかなか根性が必要な作業です。他の開発ツール(Microsoft Visual Studioなど)と異なり、XcodeにはWebサービスの利用を容易にするツールが組み込まれていません。すべてを手作業で行い、Webサービスに送信する適切なXMLメッセージを作成し、返されたXMLの結果を解析する方法を知る必要があります。 本稿では、iPhoneアプリケーション内からXML Webサービスと通信する方法を詳しく説明します。本稿のサンプルを通じて、各プロジェクトから他のWebサービスを利用するための基礎を学んでもらいたいと思います。 Webサービスを利用する
はじめに iPhoneプログラミングに関する筆者の前回の記事では、iPhoneアプリケーション内からWebサービスを利用(consume)し、そこから返されるXMLデータを解析する方法について考察しました。Webサービスは今とても流行っているものの、Webサービスを利用するために必要とされるペイロードはかなり大きく、わずかなデータを取り出したいだけの場合は無駄が多いように感じられます。問題は、SOAPパケット自体が多くのバイト数を消費することです。そこで、これに代わる方法としてソケットを利用することを考えます。ソケットを使えば、余分なXMLペイロードなしに情報をやり取りすることが可能です。また、サーバとの接続が確立した状態を維持できるので、アプリケーションを非同期で動かして、送られてきたデータを必要なときだけ受け取るようなことも可能です。 本稿では、TCP/IPを使用してサーバと通信する方
はじめに C#やVB.NETを用いることで手軽にGUIアプリケーションが作れるようになったとはいえ、ちょっとしたツールを書くときなどは、手軽さからC言語を使ったCUIのプログラムにしてしまうことが多いのではないかと思います。このようなCUIベースのツールを作るとき、よく使うのに面倒な処理としてコマンドラインオプション(以下オプション)の解析が挙げられます。 そこで本稿では、PC-UNIX系の環境でよく使われるgetopt関数をC言語から使う様子を紹介しながら、同様の方法をWindows上で実現するための方法について説明します。 対象読者 C言語を理解していて、getopt関数を使ったオプションの解析方法を知りたいという方 なお、サンプルプログラムはすべてC言語で書かれており、Debian GNU/Linux + gcc 4.3でコンパイルと動作確認を行っています。また、Windows向けに
複数のSNSサイトで共通に使える開発プラットフォームを提供する「OpenSocial」。本連載では、OpenSocialをサポートしているmixi上で実際にアプリケーションを作成しながら、OpenSocialのさまざまな機能に触れていきます。第1回は、OpenSocialの概要を紹介します。 OpenSocialとは SNS(Social Networking Service:ソーシャル・ネットワーキング・サービス)は、その名の通りソーシャルな(≒人間関係の)ネットワークを、インターネット上で構築するサービスです。2005年頃から着実に普及を続け、今や膨大な会員数と、さらに膨大な数の会員同士のネットワーク情報を抱えるようになっています。SNSの基本的な機能としては、次のようなものがあります。 人を検索し、自分の友人として登録する機能 他の人とメッセージをやり取りする機能 自分のプロフィール
今回は、「Amazon EC2」のインスタンスを停止してもデータが失われないストレージオプションである「Amazon Elastic Block Store(EBS)」の使い方や活用方法を紹介し、「Amazon EC2」を取り巻くデータバックアップ方法を紹介していきます。 はじめに 前回は、「Amazon EC2」をより実践的に扱うためのオプションや、GUIで簡単に操作できるツールの利用手順を紹介しました。 今回は、「Amazon EC2」のインスタンスを停止してもデータが失われないストレージオプションである「Amazon Elastic Block Store(EBS)」の使い方や活用方法を紹介し、「Amazon EC2」を取り巻くデータバックアップ方法を紹介していきます。 前提条件 今回も前回同様「Amazon EC2 Command-Line Tools」を利用した方法を紹介していき
はじめに MVCのごく基本的なことが分かったら、次に見たいのは、本格的な開発で必要となる機能がどのような形で実装されているか、ということでしょう。今回は「1対多」「多対1」による複数モデルの連携処理についてと、JUnitを使ったアプリケーションのテストについてです。どちらも、実際に開発に利用する際には必要となる機能と言えます。これらがPlay!ではどのような形で作られているのかを考えていきましょう。 対象読者 Javaで手ごろなフレームワークを探している技術者 最近のフレームワークをごくざっと理解しておきたい方 Web開発の手法がどうも気に入らない、と常々考えているJavaプログラマ モデルの連携を考える 前回、モデルの基本について説明をしましたが、単純に1つのモデルを作って動かすだけなら、非常に簡単に使用できることが分かりました。では、複数のモデルと連携する場合はどうなるのでしょうか。実
はじめに 皆さんは、JavaでCSVを扱うときに苦労した経験はないでしょうか。 CSV(Comma-Separated Values/Character-Separated Values)はデータをカンマ(,)やタブなどで区切って並べたテキスト形式のデータで、表計算ソフトやデータベースなどとのデータ交換のしやすさや可読性のよさなどから、古くから広く使われているデータ形式です。 このCSVのデータ形式には、さまざまな「方言」があり、データの中にカンマ(,)が入っている場合や、データをダブルクォーテーション(")で囲む場合、データの中にダブルクォーテーションがありそれがエスケープされている場合、データの中に改行がある場合などが存在します。また、CSVのデータ構成にもさまざまな種類があり、データの先頭行をヘッダとする場合や、コメント行や集計行がある場合、日時データを日付と時刻それぞれ別々の列とす
はじめに 前回、Ahache Clickの基本的な使い方について説明しました。今回は、Webアプリケーションを作成する上で知っておきたいさまざまな機能について、いくつかピックアップして紹介していくことにしましょう。 Webアプリケーションを作成するとき、何よりもまず必要となってくるのは「入力された値のチェック(バリデーション)」「ページ遷移」「エラー処理」といったものでしょう。それらについて順に説明していきます。 対象読者 Javaで手ごろなフレームワークを探している技術者。 最近のフレームワークをごくざっと理解しておきたい方。 Web開発の手法がどうも気に入らない、と常々考えているJavaプログラマ。 バリデート機能付フィールドを使う まずは、値のチェックからです。多くのWebアプリケーション関係のフレームワークでは「バリデーション」と呼ばれる値のチェック機能を備えています。Apache
はじめに 実を言うと、私はずっとJavaScriptを嫌っていました。JavaScriptのコードを書くのが嫌でしたし、いろいろなブラウザに対応するために大量のスクリプトコードを使わなければならないのも嫌でした。そうした点は今でも変わらないのですが、最近になってJavaScriptへの理解が深まったことと、jQueryという小さなJavaScriptクライアントライブラリのおかげで、クライアント中心のAJAXスクリプトコードを書かなければならないときでも恐怖を抱かなくなりました。それどころか、今では喜んで引き受けるほどになっています。クライアントロジックがもっと複雑になり、ブラウザの機能や実装の多様化がさらに進んだとしても、jQueryをはじめとするクライアントライブラリが、JavaScriptやHTML DOMを扱う際に必要な正規化を提供してくれます。 私はJavaScriptの初心者と
HTML 5の最初の大きな目的の1つは、主要なHTMLフォーム要素を現状の潮流に合うように変更することでした。この記事では、HTML 5の草案に導入されている主要な新しいフォーム要素と既存要素の変更点を説明し、HTML 5の仕様が現在までにどれくらいこの目的を達成しているかを解説します。 はじめに ほぼすべてのWebアプリケーションにとって、フォームはなくてはならないものになりましたが、HTMLフォームの主要な要素は13年近くも前のものです。HTML 5の最初の大きな目的の1つが、現状の潮流に合わせてこれらの要素を変更することであったのも不思議ではありません。 W3Cが最初にXHTML仕様を策定したとき根底にあった目標の1つは、XMLコンテンツの処理に適したフォームアーキテクチャを作ることでした。そこで2002年にXFormsが開発されました。ところが、HTMLコミュニティの多くの人からは
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