日々、内外のニュースに接していると、いろいろの感想や疑問が湧きます。それらについて、私なりの答えを探すべく、このブログを開きます。私は経済記者を30年、大学教授を16年勤めました。第一線記者と研究者の経験を生かし、内外の経済情報を立体的に分析します。 <勝又壽良著 「電子書籍」大好評発売中!> 『習近平大研究』今だけ大特価ワンコイン500円! ******************* 大衆を煽る高度成長論の誤り 土地国有制が阻む企業育成 中国とは、摩訶不思議な国である。今後もなお、高度成長が続くと信じている北京大学の著名教授発言が、『人民網』でまた紹介されている。もともと、中華思想の国である。中国が、世界の中心であると錯覚した秦の始皇帝以来、2200年以上もこうした「妄念」が続いているのだ。 およそ、自国を客観的に観察したことのない民族と言える。昨年春まで、世銀の副総裁兼チーフエコノミストと
![『中国、なお息づく高度成長期待論「技術開発力」ゼロでは不可能』](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c737a41720b7dc705d8b2ec19a787571d8fb4ba6/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fstat.profile.ameba.jp%2Fprofile_images%2F20181026%2F19%2F1a%2FCd%2Fj%2Fo02000200p_1540550459667_nqio0.jpg)