こんにちは。夢中図書館へようこそ! 館長のふゆきです。 全国の城や史跡をぶらり旅する「夢中図書館 いざ城ぶら!」。現在、家康を辿る城旅を展開中…。 今日の夢中は、秀吉を支えながら次代への布石を打つ!名護屋城「徳川家康陣跡」です。 ■家康を辿る物語 豊臣秀吉による2度にわたる朝鮮出兵、「文禄・慶長の役」。 最初の出兵「文禄の役」(1592~1593)では、秀吉は実に16万もの兵力を渡航させました。 序盤は戦力や装備に勝る日本軍が快進撃を続けます。わずか1か月で首都・漢城(ソウル)を落とすと、秀吉軍は現在の北朝鮮の最北部まで侵入、朝鮮全域を席巻しました。 しかしその後は、朝鮮の義勇兵が決起、明からの援軍も到着すると、補給難に陥った秀吉軍は撤退しました。 この間、秀吉と明の間で講和交渉が重ねられますが、秀吉側には偽の明使節が、明皇帝には偽の講和使節が送られます。 一連のことは、大坂城に明使節が来
