何らかの現象があるならば必ずそれ相応の『原因』があります。 逆に言えば『結果』の無い『原因』なんて何処にもないということです。 それがここでいうところの『因果応報』です。 なので、因果応報というものは全ての事象に遍くあります。 ただ、それが一人の人間サイズの時空間にスッポリ収まるとは限りません。 また誰もが分かりやすく認識できるカタチで、いつも表現されるわけではないのです。 それに、因果応報って言っても悪いことばかりを指すわけじゃありません。 その人の積み上げてきた原因は吉凶禍福いずれにしろ結果を生みます。 その人の選び取ってきたことの『報い』として必ずね。 何が言いたいかというと、「今まで自分が生み出した原因の数々を、これからリセットは出来ない」ということです。 良い意味でも悪い意味でも『報い』はいつか受けるでしょう。 それは人間は否応無くこれまでの生み出した原因の『続き』を生きるしかな