7月の半ばに、近くの傾斜地で、ハマユウの花を見かけました。 ハマユウはヒガンバナ科の多年草で、 太く伸びた花茎の先端に、 細長く白い花びらの花をたくさん(十~数十個ほど)つけています。 花びらは6枚で、大きく反り返っており、 赤紫の雄しべを6本、雌しべを1本つけています。 名前は、浜辺近くによく自生し、 花が神事に使われるユウ(コウゾの皮を裂いて麻の糸のようにしたもので、神にささげたり、榊につけられたりする。)ににていることに由来します。 また、葉がオモト(万年青)ににているとして、ハマオモトの別名があります。 ヒガンバナの仲間ですが、 大きな葉をたくさんつけ、そこから伸びた太い花茎の先に花を咲かせており、 どっしりとして力強い印象の花です。 万葉集にも読まれており、 古くから親しまれてきた花で、 花言葉もいい感じでつけられています。 花言葉は、「どこか遠くへ」、「汚れのない」、「あなたを
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