ブックマーク / yamaiki.net (102)

  • 夏空に咲くハマユウ(浜木綿)の白い花

    7月の半ばに、近くの傾斜地で、ハマユウの花を見かけました。 ハマユウはヒガンバナ科の多年草で、 太く伸びた花茎の先端に、 細長く白い花びらの花をたくさん(十~数十個ほど)つけています。 花びらは6枚で、大きく反り返っており、 赤紫の雄しべを6、雌しべを1つけています。 名前は、浜辺近くによく自生し、 花が神事に使われるユウ(コウゾの皮を裂いて麻の糸のようにしたもので、神にささげたり、榊につけられたりする。)ににていることに由来します。 また、葉がオモト(万年青)ににているとして、ハマオモトの別名があります。 ヒガンバナの仲間ですが、 大きな葉をたくさんつけ、そこから伸びた太い花茎の先に花を咲かせており、 どっしりとして力強い印象の花です。 万葉集にも読まれており、 古くから親しまれてきた花で、 花言葉もいい感じでつけられています。 花言葉は、「どこか遠くへ」、「汚れのない」、「あなたを

    夏空に咲くハマユウ(浜木綿)の白い花
    popeye2022
    popeye2022 2024/07/26
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  • 蝶形の白い花がたくさん咲くフジキ(藤木)

    6月末、国道沿いの谷間に生えた樹に白い花が無数に咲いていました。 名前はフジキ(藤木)、まるで人の名前ですが、 葉が、5月ごろに咲く蔓性のフジ(藤)ににていることに由来します。 フジ(藤)も、フジキ(藤木)も同じマメ科で、 葉は奇数羽状複葉、花の形も蝶形で、共通点が多いようです。 ただ、フジキ(藤木)はつる性ではなく落葉高木である点が違います。 花は、写真のような蝶形花で、長さは1~2cmほど、 枝の先に花序になってたくさんついていました。 開き切った花の形から、イカを連想しましたが、 上部の丸い旗弁部が大きく反り返り、付け根が黄色いのが特徴のようです。 一般的な花ではないからか、 残念ながら花言葉はつけられていないようです。

    蝶形の白い花がたくさん咲くフジキ(藤木)
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    popeye2022 2024/07/21
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  • ハーブでも楽しめるチョウマメ(蝶豆、クリトリア、バタフライピ―)

    チョウマメは、東南アジア原産のマメ科つる性の多年草(日では一年草)で、蝶のような花を咲かせ、サヤ(莢)状の実をつけます。花のいろは、青、白、ピンクなどで、八重咲きもあります。花はハーブティー、根は薬用にされ、実はべることができます。

    ハーブでも楽しめるチョウマメ(蝶豆、クリトリア、バタフライピ―)
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    popeye2022 2023/10/13
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  • 花の形が時計のようなトケイソウ(時計草、パッションフラワー)

    9月なかごろに、トケイソウ(時計草)の花が咲いていました。 フェンスに長く伸びたツルのあちこちに、直径が7~10cmほどのよく目立つ花がさいています。 花期は5~10月ごろと長い間咲きますが、朝咲いて夕方にしぼむ一日花です。 名前は、花の姿が時計ににているとしてトケイソウとつけられました。 花の中心部についた雌しべは3裂するのが特徴で、 多くの細長い糸状の副花冠が付き、黄色い葯の付いた雄しべ5つきます。 その周囲には、花びら5枚、萼片5枚が、同じ形で放射状につきます。 和名のトケイソウは、中心部に長く伸びた雌しべが3裂して時計の針のようにみえ、 周囲についた花びらが文字盤のように見えるとして名づけられました。 また、パッションフラワーは英名で、ラテン語で flos passionis と呼ばれていたものを、 英訳してpassion flowerとしたもので、「キリストの受難の花」を意味し

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    popeye2022 2023/10/03
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  • つるで伸び、白く小さな花を咲かせるアカネ(茜)

    庭のアジサイの樹に沿って伸びたツルが垂れ下がり、 3~4mmほどの小さな白い花が花序になってたくさん咲いています。 以前から、茎に間隔をおいて4枚の葉が輪生状についていたので、 何かなと思っていたのですが、8月末ごろから花が咲きだし、 アカネだと確信が持てました。 ヒマラヤ、アフガニスタン、中国、朝鮮半島などや、 日州以南に自生するアカネ科アカネ属のツル性多年草です。 ご覧のように、花びらが5枚で、なかに5の雄しべが見えます。 アカネは、根が赤いことからこの名前がつけられたといわれ、 古い時代から草木染に使われてきました。 夕焼けを表現するときなどに使われる茜色は、 この赤いいろに由来するようです。 別名は、マダー、アカネカズラ、ベニカズラ。 和歌の枕詞「茜さす」は、紫、日、月などを強調して使われますが、 こちらもアカネに由来します。 名前もしらない雑草のように思っていましたが、

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    popeye2022 2023/09/29
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  • 紫の花がきれいなツリガネニンジン、ソバナとの違い

    9月に見た、ツリガネニンジン(釣鐘人参)の花です。 キキョウ科の多年草で、キキョウによくにた花を咲かせますが、 茎から伸びた複数の枝の先に、ホタルブクロによりよくにた形で、薄紫の花をした向きにつけています。 花びらの長さは、ホタルブクロ(長さ4~5cm)に較べて、1.~1.5cmと小さく、 花冠の先に柱頭が出ている、などの点が違います。 名前は、釣鐘状の花が咲き、根がチョウセンニンジンににていることに由来し、 日全土の山野、林縁や河川堤防などに自生しています。 春の若い芽は、山菜としてべることができ、根や茎には咳止めなど薬効があると言われます。 別名は、トトキ、アマナ、ツリガネソウ、チョウセンバナ、ムケカシ(アイヌ語)などがあります。

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    popeye2022 2023/09/23
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  • ピンクや白の蝶形花がきれいなハナズオウ(花蘇芳)

    3月終わりごろから、ハナズオウ(花蘇芳)の鮮やかなピンクの花が、枝に数珠なりになって咲いています。 以前からよく見ていた花木なのですが、名前は今回調べて知りました。(^ ^;) 中国北中部原産のマメ科ハナズオウ属の落葉低木で、庭木や公園などで、ときどき見かけます。 花はマメ科特有の蝶形花で、花柄がなく、枝に直接花がつくのが特徴で、きれいな花のいろと、独特の花の付き方が、人の目を引き付けるようです。 名前は、花のいろが、マメ科ジャケツイバラ亜科のスオウ(蘇芳)から作られる染料のいろににていることに由来します。 花言葉は、日では「喜び」「目覚め」「高貴」「豊かな生涯」で、春にきれいに咲く花の姿からつけられたとされます。 西欧での花言葉は、「裏切り」「不信仰」。キリスト教の十二使徒の一人であるイスカリオテのユダが、イエスを裏切ったことを悔い、セイヨウハナズオウの木で命を絶ったことに由来するよう

    ピンクや白の蝶形花がきれいなハナズオウ(花蘇芳)
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    popeye2022 2023/04/22
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  • 群生して育つカテンソウ(花点草)

    畑のそばの草むらで、群生するカテンソウ(花点草)に、小さな花が咲いています。 あまり知られていない野草ですが、州以南に分布する、イラクサ科カテンソウ属の多年草です。 写真は、雄花ですが、茶色く丸いのはツボミで、星のように5に伸びた白いものは花糸になります。 茎の上部についた葉腋から伸びた花柄に複数の花を咲かせています。 花糸の先端についた袋のようなものは、葯で、ここに入っていた花粉が飛び出します。 目立たない花なので、むしろ茶色いツボミの方が目立つようにも思います。(^_^) こちらは、花が咲き出すまえのツボミです。 葉の間から伸びた花柄の先に、いくつものゲンコツのような茶色いツボミがついていますが、 先の方から割れかけて、白い花糸が見えているものが見られます。 このころに採って生けておくと、花が開いて花粉を飛ばすのを見ることができるそうです。 試してみると面白いかもしれませんね。 な

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    popeye2022 2023/04/11
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  • 白く咲くシロバナタンポポ(白花蒲公英)

    彼岸が過ぎて、あっという間にあちこちの桜が咲き出しました。 百花繚乱、ミツマタ、ボケ、レンギョウ、モクレン、コブシ、ムスカリなども咲き、 この間までの、花がほとんどない季節からの変化には、あらためて驚かされます。 まさに春爛漫、いい季節になってきました。(^⊆^) そんななか、車で走っていて、タンポポのような白い花が目につきました。 いままで見た記憶がないのですが、形はタンポポそっくりですが、いろは写真のように白でした。 道路の端に、20mほどにわたって、10ほどでしょうか生えています。 調べて見ると、シロバナタンポポとばれるキク科の多年草で、関東・北陸地方以西に自生する日固有種で、特に中国地方に多いといわれます。 また、Wikipediaによると、四国や九州の一部ではシロバナタンポポが主流で、黄色いタンポポは珍しい地方もあるとのことです。 ここ奈良県ではどうなんでしょうか。私は初めて

    白く咲くシロバナタンポポ(白花蒲公英)
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    popeye2022 2023/03/27
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  • 春の野で咲く、オランダミミナグサ(和蘭耳菜草)の白い花

    オランダミミナグサ(和蘭耳菜草)、聞きなれない名前ですが、 大正時代にヨーロッパから来て、全国の空き地や、道端に生えているといわれる野草です。 野草と書きましたが、人にとっては雑草として扱われています。 写真の花は、2月中頃、畑沿いの道で咲いていたものです。 日在来のミミナグサににているので、この名前がつけられました。 ちなみに、ミミとつくのは、葉の形が、ネズミのミミににていることに由来します。 花は、ご覧のように茎の先端に花序になって、たくさんがくっつきあってついており、5枚の白い花びらは先端が2つに割れているのが特徴です。 花の大きさは、直径7~8mmぐらいなので、まり目立たないので、見逃しそうです。 周辺には、ホトケノザ、ナズナ、ヒメリュウキンカ、ハコベなど、お馴染みの花が咲ており、その中に混じって咲いています。 いままでも、見たことがあるのだろうと思いますが、今回はじめてオランダ

    春の野で咲く、オランダミミナグサ(和蘭耳菜草)の白い花
    popeye2022
    popeye2022 2023/03/15
    オランダミミナグサはオランダシシガシラに発音が似ていると思いました😀
  • 水辺で育つシュロガヤツリ(棕櫚蚊帳吊)

    こちらは、池の中で育つシュロガヤツリ(大阪公立附属植物園にて)です。 撮影したのは12月の初めで、1.5mほどでしょうか、長く伸びた茎の先端にシュロのような、掌状の葉をつけています。 葉と書きましたが、これは花を支える苞葉で、長さ10~20cmの細長い線形で先がとがり、20枚ほどついています。 シュロガヤツリは、マダガスカル原産のカヤツリグサ科の水生の多年草で、 名前は、シュロのような葉をつけるカヤツリグサ科の植物であることに由来します。 日へは1937年以前に鑑賞目的に渡来しましたが、州以南の川沿いなどで野生化しているものも見られるようです。 ここでは、池に植えられており、たくさんの茎がのびて叢生しています。 地下茎は短く伸びており、そこからこのように、茎がでます。 茎の断面は丸みを帯びた三角で、きれいな緑いろをしています。 葉は退化していますが、根元に鞘だけついています。 冒頭の写

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    popeye2022 2023/02/01
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  • 地面を這って伸びるチドメグサ(血止草)

    チドメグサ(血止草)は、道端や空き地などで、地面に沿って伸び、丸い葉をつける常緑の多年草です。 上の写真は、6月に撮ったものですが、光沢があってきれいな緑の葉が密になって生えており、当地では冬にも枯れるとなく、緑を保っています。 州以南に分布するウコギ科の多年草で、細い茎を伸ばし、葉やヒゲ根を出して広がります。 あまり馴染みがない野草ですが、昔から、ケガをしたときに、葉をしぼった液を傷口に塗って止血したといわれ、名前の由来になっています。 こう聞いて、なんとなく液に含まれる化学的成分によって血液を凝固させるのかと思ったのですが、そうではないようです。 「日植物生理学会 みんなの広場 チドメグサの効能について」によると、 このしぼった液に含まれるタンニンやフラボノイドなどの成分が、タンパク質と結合すると組織を収縮させるため、止血の効果があるということのようです。 液を塗ることによって弊害

    地面を這って伸びるチドメグサ(血止草)
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    popeye2022 2023/01/21
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  • 冬のユリノキ(百合の木)につく実や冬芽

    こちらのユリノキ(百合の木)は、大阪公立大学植物園で撮らせていただいたものです。 高さは20mほどあるでしょうか、大きな樹で、枝にたくさんの実がついていました。 ユリノキ(百合の木)は、北アメリカ東部原産のモクレン科ユリノキ属の落葉高木広葉樹です。 原産地では、60mに達するものもあるとのことですが、日では30mほどにとどまるようです。 また、数千年前には日でも自生していたとされますが、現在日に生えているものは、明治の初めに渡来したものがもとになっているようです。 写真は12月初めに撮ったものですが、葉をすっかり落とし、冒頭の写真のように、たくさんの実をつけていました。 ユリノキの実は、翼をつけた実がたくさんあつまった集合果で、松笠のようにかたまっています。 実はほとんどが風に飛ばされてしまっていましたが、写真のものは、残っていました。 中心に軸があり、その周りに翼をつけた細長い実が

    冬のユリノキ(百合の木)につく実や冬芽
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    popeye2022 2023/01/17
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  • 夏に白い花が咲き、秋から冬に赤い実をつけるサネカズラ(実葛)

    こちらは、1月に撮ったサネカズラの先端部です。 サネカズラは寒い時期にはこのように、葉の上部が赤く変色するものが見られます。 秋から冬に、光沢がある赤いきれいな実をつけるサネカズラは、よく目立ち、楽しませてくれています。 サネカズラの基情報・花言葉 サネカズラ(実葛)は、済州島、南西諸島、台湾などに分布し、日の関東以西に自生する、マツブサ科サネカズラ属の常緑ツル性の木です。 雌雄異株または雌雄同株で、茎はツルになり、他のものに巻き付いて伸びます。 名前のサネカズラは、ツル(カズラ)が長くのび、赤い実(サネ)がつくことに由来します。 別名に、ビナンカズラ(美男葛)、ビンカズラ(鬢葛)、トロロカズラ(薯蕷汁葛 )などがあります。 ビナンカズラ(美男葛)は、昔、樹皮からとった樹液が整髪に使われたことに由来します。 学名は、Kadsura japonica 英名は、Japanese kads

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    popeye2022 2023/01/09
    拝見しました♪
  • パンジーで描かれたウサギの花絵

    桜井市の安部文珠院さんでは、毎年干支をパンジーで描いた「ジャンボ干支花絵」を公開されており、 展望台から見ることができます。 私も暮れに見にいってきたので、そのようすを書きました。 今年の花絵は昨年の11月ごろに公開されニュースなどでも取り上げられていましたが、 8000株のパンジーを使って、なかの良さそうな2匹のウサギが向き合った様子が描かれています。 その横には、厄除けのしるしの五芒星(ゴボウセイ)と、受験生ようの合格の文字がハボタン(葉牡丹)で描かれており、 周囲には、鉢植えのたくさんのパンジーが置かれています。 昨年は、ロシアウクライナ侵攻、円安による物価高騰、オミクロン株の流行など、大変な年になりましたが、 今年は解決の方向に向かって進んでほしいものと、切に思います。 そして、受験生の皆さんが、志望校への合格されますように! パンジーは、見ごろは4月末までで、長く咲き続つづける

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    popeye2022 2023/01/07
    ウサギは跳ね上がるので縁起が良いですね😃
  • 葉が硬貨のような多肉植物、カネノナルキ(金のなる木)

    こちらは、我が家のカネノナルキ(金のなる木)です。 いい響きですが、なかなかこうはいかないのが残念なところです。(;´д` ) 南アフリカ原産のベンケイソウ科の多肉質の常緑低木で、日へは昭和初期に渡来したといわれます。 地面から伸びた幹はいくつかに枝分かれし、その先に丸い葉がまとまってついています。 名前は、葉の形が写真のように、卵形で硬貨のようだとしてカネノナルキとつけられました。 なんとも魅力的な名前、あやかりたいものです。 (^◎^) 冒頭は11月に撮ったもので、上の写真は今年の2月のものです。 他の多肉植物も秋から冬に、赤く変化するようですが、カネノナルキもこのように葉の縁が赤くなります。 このため、フチベニベンケイ(縁紅弁慶)の名前もつけられていますが、園芸名としては「カゲツ(花月)」になります。 小さな新芽を5円玉の穴に通して固定して成長させ、5円玉がなっているようにしたもの

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    popeye2022 2022/12/26
    拝見しました😀
  • 冬から春にピンクの花が咲くヒマラヤユキノシタ(ヒマラヤ雪の下)

    道路沿いの花壇で、ヒマラヤユキノシタ(ヒマラヤ雪の下)が咲いていたので、撮らせていただきました。 以前から、大きな葉を見かけていて、何の花かと思っていたのですが、 11月末から写真のようなピンクのきれいな花が咲き始め、名前がわかりました。 冬にも雪の下から緑の葉を見せることからこの名前がつけられたそうです。 ヒマラヤ地方原産のユキノシタ科の多年草で、日へは明治初期の渡来したといわれます。 ヒマラヤユキノシタは、地下の根茎からのびた大きな葉がつけ、その間から1の花茎を伸ばし、 花序になって直径1~3cmほどの花をたくさんつけ、目を引きます。 花びらは5~6枚で、花びらに囲まれて10~12の雄しべと一の雌しべがついています。 こちらはツボミの状態ですが、地面から伸びた太い褐色の花茎にたくさんついており、 これからの寒いこの時期に花を咲かせようと元気そうです。 花期は12~5月ごろといわ

    冬から春にピンクの花が咲くヒマラヤユキノシタ(ヒマラヤ雪の下)
    popeye2022
    popeye2022 2022/12/23
    拝見しました😀
  • 日当りのいい空き地に生えるイネ科の多年草、メリケンカルカヤ

    メリケンカルカヤ(米利堅刈萱)と聞いてもわからないかもしれませんが、 写真を見るとみたことがあるという方は、おられるのではないでしょうか。 私も以前から見てはいたものの、名前がよくわからなかったのですが、メリケンカルカヤ(米利堅刈萱)のようです。 今回は、身近でみたメリケンカルカヤの様子を書いてみました。 空き地などで見かけ、大きな株になってたくさんの茎がのびていますが、葉が見られず、目立った花穂もなく、すこし変わった植物のように思います。 名前は、アメリカ(メリケン)から渡来した、カルカヤ(刈萱、古くから屋根材や飼肥料などに使われてきた植物の総称)を意味します。 北アメリカ原産のイネ科メリケンカルカヤ属の多年草で、1940年に愛知県で確認され、いまは関東以西に分布しますが、 繁殖力が強いので、在来種や農作物と競合して駆逐する恐れがあるとして、要注意外来生物に指定され、警戒されています。

    日当りのいい空き地に生えるイネ科の多年草、メリケンカルカヤ
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    popeye2022 2022/12/19
    メリケンカルカヤ拝見しました😀
  • 晩秋に咲くキミガヨラン(君が代蘭)の白い花

    12月の初めに訪れた植物園で、キミガヨランの白い花が、咲いていました。 ここではたくさんの株が育っており、あちこちで高くのびた花茎に大きな花を咲かせており、庭で咲くのとは違った雰囲気です。 キミガヨランについては、近くの庭で撮らせてもらい、以前、記事に書きましたが、その時は7月だったので、意外に思って調べて見ると、 花期は、5~11月とのことなので、この寒い時期にも咲いているようです。 ここの植物園では、たくさんの株が植えられていて、元気に花をさかせており、原産地もこんなのだろうかと想像しました。 キミガヨランは北米原産で、砂漠地帯で育つリュウゼツラン科ユッカ属の常緑低木ですが、2mほどの高さになります。 名前は、学名の「gloriosa」に「栄光のある」の意味があり、花がながく咲き続けることから、「君が代は栄える」として名づけられたといわれます。 長い花茎を伸ばして、たくさんの花をさかせ

    晩秋に咲くキミガヨラン(君が代蘭)の白い花
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    popeye2022 2022/12/14
    かっこいい花ですね♪
  • 秋に咲くパイナップルセージ(サルビア・エレガンス)の赤い花

    道路のそばに置かれた鉢植えのパイナップルセージに赤い花が咲いていました。 花が少なくなってきた時期に、穂状の花序になって赤い花をたくさん咲かせ、目を引きます。 パイナップルセージは、短日植物で、秋になって日が短くなると咲き出します。 筒状の花は直径が1cm前後、長さは4cmほどで、先端が上下に分かれた唇形花で、 写真のように、斜めに伸びた枝の先に、花序になってたくさん咲いていてきれいです。 先端が口を広げた花は少しユーモラスで、あっちこっちを向いてさいていて、楽しませてくれます。 この花をみて、夏に見たメド―セージを思い出しました。いろは紫ですが、同じ唇形花で、よくにた感じです。

    秋に咲くパイナップルセージ(サルビア・エレガンス)の赤い花
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    popeye2022 2022/12/11
    パイナップルの理由が分かりました😁