茨城県土浦市のホームセンターで1月、中学3年の男子生徒が刺されて重傷を負った事件で、水戸地検は13日、殺人未遂容疑で逮捕された同県阿見町、無職堤剛容疑者(34)を「覚醒剤使用により心神喪失状態だった」として不起訴とした。 鑑定留置では「責任能力に問題がある」とされた。 一方、同地検は、堤容疑者を覚醒剤取締法違反(使用)で水戸地裁に起訴した。 堤容疑者は今月3日、土浦署に覚醒剤取締法違反(使用)の疑いで再逮捕されていた。起訴状によると、堤容疑者は昨年12月〜今年1月頃、茨城や宮城などで覚醒剤を使ったとされる。