「かぐや姫の物語」中間報告会見に出席した(左から)西村義明プロデューサー、朝倉あき、鈴木敏夫プロデューサー スタジオジブリの最新作で高畑勲監督(77)の14年ぶりの新作となる「かぐや姫の物語」(11月23日公開)で、昨年6月に亡くなった地井武男さん(享年70)がヒロイン、かぐや姫の育ての親・翁を演じていることが17日、分かった。都内のスタジオで行われた同作の中間報告会見で、かぐや姫の声を演じる女優の朝倉あき(21)のお披露目とともに行われた主要キャストの発表で明らかになった。 【写真】朝倉あきのノーバン始球式 地井さんのアフレコは他界する1年前の2011年に行われ、地井さんにとって本作が遺作なる。 収録当時、地井さんは「当初、自分の中で翁は“はなさかじいさん”のような童話の世界の温和でやわらかな人というイメージがありました。ですが、監督とお話するうちに、竹を山で元気に切ることができる、