電車内やレストランなどで赤ちゃんに泣かれると、保護者は肩身のせまい思いになりがち。周囲の人が「気にしなくていいよ」というメッセージを伝えるためのマークが生まれている。 赤ちゃんのイラストの横に、「泣いてもいいよ!」と声かけする吹き出しが描かれたステッカー。赤ちゃんを連れた保護者の目につきやすいよう、スマートフォンの裏側やパソコンなどに貼って使う。 女性向け情報サイト「ウーマンエキサイト」が制作した。昨年5月に、ホームページで「限定30人にプレゼント」と呼びかけると、900人から応募があった。 提案したのは、サイトの編集部と交流があった、東京都在住のエッセイスト紫原(しはら)明子さん(34)。自らも10年ほど前、外出先でのランチのさなかに1歳の長女がぐずりだし、客から「うるさい人は出てってください」と、注意された。謝っている姿を見かねた店員が、個室を用意してくれた。 「なるべく迷惑をかけない