シェルスクリプトは長くなると処理の境界が不鮮明になりがち。 コメントで処理の境界を表現する工夫はよく見かけるが、もっと良い方法はないか考えてみた。 :コマンド、&&演算子、複合コマンド()や{}を組み合わせて書くと、処理の境界線がはっきりする。
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Bash でシェルスクリプトを勉強していくと出会うのが : (コロン)という名前の組み込みコマンド。このコマンドは何もしないコマンドです。 こんなコマンドの存在は不思議だなと思う反面、C言語にも void という型があったり(関数のような形で存在するのは JavaScript とかですね)、LaTeX にも \relax があったり、何もしない命令というものは機械語の NOP からある普通のものです。 この Bash の : の使い道についてまとめてみました。 何か書かなければならないところに仮置きする 例えば「ここに制御構造を置くんだけど、この節に入るものは後で書くんだけどな〜」といった場合、制御構造の節の中に何も書かないと Bash は構文エラーとなります。 #!/bin/bash arg="$1" if [ -z "$arg" ] ; then echo "デフォルトモード開始" e
B! 512 0 0 0 以前、 sparkという シェルスクリプトで棒グラフを表示するコマンドを紹介しましたが、 さらに複雑なグラフや地図などもターミナルに表示してしまおうと言う プロジェクトの紹介。 blessed-contrib termui wopr ブラウザに表示させる blessed-contrib nodeがインストールされている必要がありますが、 nodeが入っているなら取り敢えず $ git clone https://github.com/yaronn/blessed-contrib.git $ cd blessed-contrib $ npm install $ node ./examples/dashboard.js を実行してみてください。 ターミナル上に こんな感じのものが表示されると思います。 追記: 2015/11/30 上のgifはGNU screenを立
B! 95 0 0 0 シェルスクリプトで行数を数える、と言った場合に、 勝手に付けられたりする最後の行の改行コード等が 振る舞いを変える事があるのできちんと把握しておこう、と言う話。 以下は特に明記して無ければMacでBash 4.3.32での作業。 Zshは5.0.5です。 ですが、特に明記してないところでの作業については Bash/Zsh、GNU/BSDの区別無く使える、としているものです。 wc -l grep -c ‘’ 外部コマンドを使わずに数える while 配列化 ()を使った普通の配列化 Bash: readarray Zsh: $f まとめ wc -l ファイル等の行数を数える、と言ったらまず思い浮かぶのがwc。 行数、単語数、文字数を数えてくれるコマンドで、-lで行だけを数えます。 $ printf "$value" | wc -l 5 $ wc -l file.tx
追記: (2015/8/3) 大量のはてブが付いたので 続き を書きました。 sshを使用している人は文字列を手軽に暗号化・復号化できるという話。 このテクニックを使えば色々セキュアになるのでおすすめ。 今回はシェルスクリプト中の平文パスワードをセキュアに代替する。 平文パスワードはやめよう シェルスクリプト中でパスワードが必要になったとき、 とりあえず平文で書いてしまいがち。 #!/bin/sh PASSWORD="hoge" これをセキュアにしたい。 面倒くさいのは嫌なので、なるべく手持ちのツールで暗号化、復号化したい。 ssh用の rsa 秘密鍵と、openssl(大抵の環境に入っている)を使って改善しよう。 秘密鍵の準備 パスワードを暗号化するにあたって、秘密鍵を使用する. sshを常用している場合は ~/.ssh/id_rsa という秘密鍵が存在するだろう。 もし秘密鍵が無ければ
ここ最近、沢山シェルスクリプトを書くようになりました。 元々あまりシェルスクリプトを書いたこと無かったので、色々と勉強しつつ書いてるのですが、 他のプログラミング言語とはちょっと違って独特なクセというか、発見の度におぉー!ってなることが沢山あって楽しいです。 そんなわけで、最近学んだり参考にした中で特に感動したシェルの上手い書き方をまとめてみます。 きっとまだ知らないこととかもっと上手くやる方法なんかが沢山見つかりそうなので、 もっといいやり方あるよ!って方はコメントください 何もしない : (コロン)コマンド シェルを書いていた時に非常に欲しかったコマンドがこれ!何もしない! : というコマンド(?)を利用すると、何もせずに終了ステータス0(つまり正常終了)を返します。 これが様々な事に使える万能コマンドで、これによって面倒なエラー処理を簡潔にできたり、 入力や出力のリダイレクト元/先と
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