腸内環境とは主に大腸内部の環境のことをいいます。 この大腸内部の状態が私たちの健康を維持するのにとても重要な役割を担っているのです。 大腸は、医学的には6つの部位に分類され、小腸から繋がる盲腸、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸までの5つの部位(総称して結腸と呼ばれます)と肛門に繋がる直腸をにより構成されています。 大腸は食物の消化、吸収をする過程の中で、特に糞便を作りだす役割を担っています。 口から摂取した食べ物は、胃や小腸を通り抜ける間にドロッとした液状に変わり、大腸で内部の水分が吸収されて固まり、糞便に変わっていくのです。 大腸を通り抜けた糞便が直腸に達すると神経が刺激され、直腸から糞便が送りだされます。 このような排便に大腸が深く関わっているため、大腸が上手く働かなくなることは、多くの人を悩ませる「便秘」の原因になるのです。 よい腸内環境に必要な「腸内細菌の絶妙なバランス」 大