大きな期待感渦巻く武道館で最初に行われたのは、世界的な和太鼓奏者・林英哲による和太鼓演奏。大きな日の丸を掲げた武道館に数分間、和太鼓の力強い音のみが響き渡り、大方の予想を裏切るかのような日本情緒にあふれた厳かな時間が流れる。これを経て本日の主役・清水ミチコが拍手に迎えられて登場すると「ただ今より、国民の叔母・清水ミチコの『ババとロック』を開演いたします!」という開会宣言を行い、「国歌斉唱」という文字がスクリーンに出た。 そして登場したのは松崎しげる。予告されていなかったゲストに対し笑いが起こりながらも全員起立する中、しげるは「君が代」を熱唱し、一礼してステージを去る。清水はこれを横で眺めながら「本当に松崎しげるさんにお願いしてよかったと思っております」と話し、「世の中には緊張と緩和が大切と言いますが、もうこれで緊張部分は終わりました。あとは緩和、緩和です。今日は、お笑い好きのミュージシャン