営利企業の終焉を予告する映画『ザ・コーポレーション』 2004年6月10日 コメント: トラックバック (0) Jason Silverman 2004年06月10日 ローマカトリック教会、大英帝国、あるいはソ連共産党に、最も勢いがあったころの権力と文化的影響力を持ってくる。そこへスーツとネクタイ、法廷で言い逃れができる口のうまさを加える。空いている場所には一分の隙もなくロゴを貼る。重い社会的責任を残らず利益の追求に置き換える。すると、何が出来上がる? 答えは、世界で最ものさばっている政治文化的勢力、その名も「企業」だ。 少なくとも映画『ザ・コーポレーション』で、監督のマーク・アクバー氏、ジェニファー・アボット氏、および脚本のジョエル・ベイカン氏の3人(写真)はそのように主張している。この挑発的なドキュメンタリー映画は6月4日(米国時間)にサンフランシスコで封切られ、夏にかけて全米で公開さ