元旦に放送された「芸人キャノンボール」が大変おもしろくて、久々に色んな人の感想を見て回ったりしたのですが、絶賛する人もいれば、当然ながら「面白くない」「つまらない」「不快だ」みたいな感想に当たったりします。 別に感想は個人のものだし、基本的にはそこに正しい間違っているだのは無いと思っております。 ……なので、以下に書くことも当然ながら個人の考えであります。という前置きをして言いたいのは、「芸人キャノンボール」の評価すべきポイントは、「おもしろさ」なのは勿論のこと、その「おもしろさ」が「時間の蓄積」と「感情の演出」で彩られていたことです。大袈裟に言えばそれは映画的なおもしろさであり、簡単に言えば「3時間見続けていないと機能しないおもしろさ」という、おおよそ最近のテレビバラエティの主流とは思えない構成を用いた点だと思うわけです。 例えば、最初のお題である「にらめっこの強い人」というお題での、通