クラブW杯3位決定戦後の会見で、広島の森保一監督は新スタジアムと地域貢献について言及した(写真は12月15日の準決勝前日のもの) 【写真:ロイター/アフロ】 2015年12月20日に行われたクラブワールドカップ(W杯)3位決定戦後の記者会見でのこと。アジア王者の広州恒大(中国)を下したサンフレッチェ広島の森保一監督は席上、「世界3位の事実はクラブの外にどんな影響をもたらすのでしょうか?」との質問を受け、次のように答えた。 「今、広島ではサッカースタジアム建設に向けて機運が高まっているということで、できれば広島市内中心部、旧広島市民球場跡地とか、そういうところにスタジアムができれば。今回のクラブW杯でも大阪でリバープレートと対戦しましたが、その時にリバープレートのサポーターが広島まで観光に行き、原爆ドーム、平和記念公園を訪れて、そこから大阪の試合を見にくる。サッカーは世界につながる。(広島が