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ブックマーク / post-horn.hatenablog.com (12)

  • Research Security の現状(米国)APRIN2023特別講演のメモを中心に - 雨後の

    Research Security*1 こちらに参加した。 www.aprin.or.jp 特別講演でアメリカのResearch Security をめぐる最新の状況の話があった*2。 "Ethical Conundrums of Current U.S. Funding Agency Research Security Efforts" (米国FAが抱える研究セキュリティの対策に関する難題) Staty Pritt 氏 全体については脚注に回した情報源を踏まえつつ,以下,講演中の印象的な話題についてメモ。 2015年頃から,国内で研究資金を得つつ,海外でも研究資金を得て研究を(国内には非開示で)行っている事例の存在が認識されていた。 2018年 非開示での外国との研究協力つながりが存在している現状についてNIHや政府系FAなどが懸念しているということを,NIHが表明*3*4 このころは「

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    post-horn 2024/03/27
    当日内容にどこまで言及していいのかなーと迷いつつ
  • 研究公正関係の語の概念整理をこころみたメモ - 雨後の

    研究公正:Research Integrity(広義)*1 もともとは,生命科学を中心とした「研究不正行為:Research Misconduct」の増加への問題意識。 研究活動における特定不正行為:FFP(捏造・改竄・盗用の頭文字)の摘発と防止が主眼 90年代ころ,研究行為からの逸脱によるものが顕著化*2 好ましくない研究行為:QRP(Questionable Research Practice)データ過剰解釈,過剰に装飾された研究計画(提案)や報告,オーサーシップの不正,二重投稿など →これらを越えて:責任ある研究行為(RCR:Responsible Conduct of Research)の推進という観点 2010.9「研究校正(Research Integrity)におけるシンガポール宣言」*3 4原則:誠実さ(Honesty), 説明責任(Accountability), 職業的

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    post-horn 2024/03/09
    自分の頭の整理。APRINの話の前に。
  • 読書メモ『アウシュヴィッツ潜入記 収容者番号 4859』 - 雨後の

    みすず書房のこのを読んだ。 アウシュヴィッツ潜入記 作者:ヴィトルト・ピレツキ みすず書房 Amazon 著者のピレツキが1945年に自身の上官に宛てて提出した報告書。 著者人がその後,同胞であるポーランド共産主義政権に逮捕されて1948年に処刑されたため,この報告書も長い間眠っていたという。 英訳は2012年。書はその邦訳となる。 冒頭に,英訳者による解説,当時の状況,著者ピレツキの生涯,翻訳ノートなどが50余ページ。報告書の状況を理解するための大きな助けとなった。 ピレツキは,ドイツの侵攻を受けるポーランドで地下軍事組織に所属し,その命でアウシュヴィッツ収容所に潜入し,収容所内部の状況を組織に伝えること,収容者の同胞を勇気づけること,内部からの武力蜂起などの任務を負った。 アウシュヴィッツは1940年に設置されたときは,ポーランドの政治犯を取り締まるための収容所だった。1940

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    post-horn 2021/08/10
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  • 読書メモ『歴史がおわるまえに』 - 雨後の

    歴史がおわるまえに 作者: 與那覇潤 出版社/メーカー: 亜紀書房 発売日: 2019/09/14 メディア: 単行(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る もともと学部時代に歴史をやっていたこともあって 過去におきたこととその意味,というのを考え, それを現在の自分の拠って立つバックボーンにする という思考の立ち位置にずっといたと自分では思っている。 その一方で いわゆる教養的なもの, 様々な「テキスト」を底にした古典,哲学,公共的なものへの「共通理解」というものが存在し, それになるべく寄せていき,共通の基盤を築いていく ということがひとつの「理想像」であると思われるのに, なんでそういった人間は常に少数派なのか? なんで,タレント知事ばかり当選するのか?(ちょっと語弊があるけど) とーるちゃんみたいなのが大人気になるのか? 「あんた,出始めの頃はへたくそやったけど,だいぶしゃ

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    post-horn 2019/11/14
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  • 『学生を戦地へ送るには』佐藤優 - 雨後の

    学生を戦地へ送るには: 田辺元「悪魔の京大講義」を読む 作者: 佐藤優出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2017/07/31メディア: 単行この商品を含むブログ (1件) を見る 図書館で借りていたのをようやく読んだ。 毎日新聞の書評にあったのがきっかけ。 著者による,田辺元の『歴史的現実』を参加者と読んだ合宿の記録。 といっても,著者が一方的にテキストを解説するもので,批判的に読み合うものではない。 著者によると,怪しげなレトリックを含むイデオロギーに簡単に騙されないための思想的ワクチンが,今こそ必要であり,そのために『歴史的現実』がテキストとして相応しいという。 浅学にして田辺元の位置付けも著者の佐藤優のことも知らずに読んだ。 ので,著者の田辺に対する評価が適切なのかはわからない。 即ち,私の読み方は著者の意図には沿っていないと思われる。 書には,テキスト原文と,著者の講義の話し

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    post-horn 2018/04/19
    本を読んで文章を書く体力のリハビリ中。スマホで文章を書くのはしんどい
  • 衛生管理者の試験を受けました - 雨後の

    ひょんなことから職場持ちで衛生管理者の試験を受けることになり,受けてきました。 受験資格(第一種衛生管理者・第二種衛生管理者) 常時50人以上の事業場は必ず衛生管理者を置かなければならないため,職員に資格を取らせる仕組みがあるようですね。 図書館は第2種でOKということで第2種で受験。 職場から基礎知識まとめみたいな,重要語句を赤シートで隠せるテキストを1冊借りました。 第2種は第1種よりも範囲が狭い(有害業務を含まない),全問題は30問,とはいえ, 範囲が広い。 関係法令,労働衛生,労働生理に関して各10問,マークシート方式。 テキストを眺めるだけでは全く頭に入ってこないので,とにかく過去問をやりました。 オフィシャルサイト?である安全衛生技術試験協会のサイトにも過去問は過去2回分ほど載っているのですが,あらかじめ回答の選択肢に〇がついており,ちょっとやりにくい。 私は数年分の問題が掲載

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    post-horn 2018/02/27
  • 2017振り返りと2018 - 雨後の

    2017年は育休と職場復帰,で,新しい生活リズムになった年だった。 職場は1時間の時短で,しかしそれ以外にも休みまくった。 甘いものをやたらべた。こんなに甘いもの好きだったかなというくらい。職場にも折々にケーキを。体重は増えていないけど体脂肪は増えてそう。 体重が増えなかったのは,夕と就寝の時間が早くなったからか,実は意外と3べられていないのか,は,不明。 楽器は前年の終わりから復帰していたので,2017は引き続きぼちぼち。 インプットもアウトプットも激減。そんな中でじたばた。 SNSの時間を減らすべきと思いつつ,つい手が出てしまう。ふとした息抜きにiPadやら触っていたら,当然のように子どもが触りたがり,しょっちゅうSiriを立ち上げたりパスワードをめちゃくちゃに入れて「使えません」と言われたりしている。 そんな状況でも,これまでのお仕事の関係で声をかけてくれる人がいたり,いろ

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    post-horn 2018/01/10
    とりあえず書けた。ほぼプライベートの記録。
  • MIS34(枚方)参加 - 雨後の

    8月末の出来事なので今更なのですが。。 第34回医学情報サービス研究大会(通称MIS)に参加してきました。 地元枚方の開催だったのと,なんと託児があるがあるというので,子どもをつれて。 mis.umin.jp 枚方市立中央図書館の方が最初のあいさつをされたときに,枚方市内の図書館の紹介もあって,懐かしかったです。 記念公演は諏訪さん。 看護研究者・医療研究者のための系統的文献検索概説 作者: 諏訪敏幸 出版社/メーカー: 近畿病院図書室協議会 発売日: 2013/01 メディア: 単行 この商品を含むブログを見る 長い間生命科学図書館のレファレンスをされて培われた知識と技能,データベースをやみくもに引くのではなく,データベースに格納されたデータの全体像をとらえつつ自らの研究の文脈と照らし合わせていく,という手法,そういったものがたくさん詰まっていました。 検索のときに半分以上の時間は検索

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    post-horn 2017/11/08
    2か月半前の話。自分の中で大事なポイントがあったので書いた
  • 3/4「海外と日本の動向から見直す~オープンアクセス・オープンサイエンスと私の関係」参加記録 - 雨後の

    3/4は大図研近畿3グループの合同例会「海外と日の動向から見直す~オープンアクセス・オープンサイエンスと私の関係」でした。 kokucheese.com 前半, 坂拓さん(京都地域グループ)から,ドイツのオープンデータポリシーについての報告。 ドイツでは1998年にすでに,研究過程で生じたデータの「保存」に関する推奨の文書がでており,2010年に,データの保存とオープン化に関するポリシーが出され,それをベースに各大学が自機関のポリシーを作成しつつあると。 また,DFGが助成研究についてのデータのオープン化のポリシーをだしているそうで,それを実現するための様々な取り組みが面白かった。中でも,データは特に分野によって種類も扱い(慣習)も大きく異なるため,分野ごとのガイドラインを作成中という点は興味深い。 花崎佳代子さん(兵庫地域グループ)から,イギリスでオープンアクセスを実現するためのフロ

    3/4「海外と日本の動向から見直す~オープンアクセス・オープンサイエンスと私の関係」参加記録 - 雨後の
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    post-horn 2017/03/13
    [[JISC]JPCOAR]参加したので書いた。メモ書き。
  • 2016年振り返りと2017 - 雨後の

    年が明けました。おめでとうございます。 急に年末年始が来た感じで3日目にして少し落ち着いたので漸く振り返ってみたりしようかと。 2016年はライフイベントとして子どもが生まれたのが最大でした。これまでプライベートと仕事とあまり区別ない感じで,仕事仕事と関連した業務でないことなどでみっちり埋まっていたのが,当に完全に「プライベート」(へんな表現だけど)というのを体験したのはやはり大きかった。ある意味衝撃でした。 うまれてしばらくはFBなどをみても世間と切り離されたように感じて焦っている投稿が多いけれど,今はそんな日々を大事にしなければという気分です。 そんなわけで振り返りもプライベートや楽器関係が多くなりました。 1月 長野県は鹿教湯温泉での木五メンバーの演奏にお邪魔し,翌日松観光,奈良井宿,とゆったり旅。松はめったにないという晴天で,雲ひとつない青空に松城が美しく,北アルプスまで

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    post-horn 2017/01/03
    昨年振り返り。ほぼ個人的な備忘録
  • イベント参加記録『学びが「生まれる場」の作り方』 - 雨後の

    12/14に開催されたイベントに参加してきました。 www.cscd.osaka-u.ac.jp 阪大のCSCDが「高度汎用力」の涵養をテーマに掲げたco*デザインセンターに発展的解消してから,ナレッジキャピタルで開催されているトークイベントの3回目。 池田光穂さんと,ゲストに「こどもみらい探求社」共同代表のお二人を迎えたトークで,「学ぶ」「学んでいる実感」「学ぶ場」とは何か?というテーマで進められました。司会は八木さん。 こどもみらい探求社というのは,保育士のご経験を持つ2人が,既存の保育園を飛び出して,子どもと「環境」や「社会」をつなげるためにいろんなプロジェクトを行っている団体だそうです。保育園,というのは,子どもがその時期を過ごす環境の一つに過ぎないということ,保育園はどうしても「家族」とのつながりに終始してしまうが,最終的にはそれを取り巻く「社会」とリンクしているはずで,家庭との

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    post-horn 2016/12/24
    とりあえず放出。楽しみはみずからみつけるべしと
  • 0歳児からのコンサートと,物語体験 - 雨後の

    土曜日に,大阪音大付属音楽院主催の,「0歳児からのファミリーコンサート」に行ってきました. ameblo.jp アンサンブルおっとっとさんは,歌,Vn,ピアノでリズムや音で遊ぶリトミックを中心とした活動をされてます. このファミリーコンサートも,宇宙・星がテーマで, 「みんなで宇宙にいってみよう!」 と始まり,お空をとんで,おうちが小さく小さくなって,もっと高く飛んで,地球を見おろして.いろんな星座を見つけて,自分たちも星座になってお星さまと遊び,また宇宙船に乗って帰ってくる,というぼうけんのストーリーがあり,そこに都度歌がはさまれていきます.全部で40分くらい.歌のプログラムはこんな感じ: コンサートのなかで,「でかけていってまた帰ってくる」という物語世界を体験し,それに歌が加わって,イメージとしては「音楽のブックトーク」だ,と思いました.これがすごく面白かった. ここに図書館なり文庫な

    0歳児からのコンサートと,物語体験 - 雨後の
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    post-horn 2016/11/21
    なんとなく書いてみた.本というか物語世界のもつ強さ,みたいなのを自分は信じてて,もうやってる人はいるだろうけどそういうこともいつかできたらいいなと思う.
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