JISコードとASCIIコードの対応関係を把握すると、文字化けの理屈(?)が少し分かりやすくなります。代表的な例をとりあげて、文字化けの解読法を探ります。 ※文字化けと文字コードの関連を詳しく解説した『プロフェッショナル電子メール』を上梓しました。 JISコードとASCII ESCの抜け落ちたJISコード なぜか8ビット目が追加された場合 部分的な欠落 解読の行き過ぎ JISとASCIIの対応表 JISコードとASCII 「日本語と文字コード」や「インターネット上でのJISメールについて」で述べたように、JISコードによる日本語メールのやりとりは、[ESC]文字と$Bや(Bなどの文字を組み合わせた「エスケープシーケンス」で、文字セットを切り替えています。この[ESC]文字が抜け落ちるのが、文字化けの原因の一つでした。 JISコードはASCIIコードと同じビットパターン(1と0の組み合わせ)