2012年のElectronic Entertainment Expo(E3)が、年次開催の同トレードショーの歴史で最もニュース価値の高いものの1つだったと記憶される可能性は低い。だが、衝撃的なニュース(またはプレイせずにはいられない多数のゲーム)はなかったかもしれないが、今後数年にわたってどのようなゲームやインタラクティブエンターテインメント体験が登場するのかを鮮やかに描き出す、いくつかのトレンドを見て取ることはできた。 ゲーム業界を引っ張るのはもはやハードウェアではない ゲーマーたちは、新しいコンソールの発売間隔が延びているという考えに慣れるべきだ。「PlayStation 3」と「Xbox 360」はいずれも発売から5年以上が経過しているが、2012年のE3で次期バージョンの登場がほのめかされることはなかった。任天堂の「Wii U」は、初代「Wii」のコントローラやアクセサリを利用し
![E3 2012で明らかになった5つのトレンド--ゲーム業界の今後を予想する](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/2ad26aa97f9ef41743538fb4cc226a1b5fc72305/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjapan.cnet.com%2Fstorage%2F2012%2F06%2F13%2F2d9f09365a3e55cf9328312c7232629b%2Fe3-2012-opening-184x138.jpg)