水戸市内の飲食店で、客がクレジットカードで飲食代金を支払う際に、店がカード会社との契約に基づいてカード会社に支払う加盟店手数料分を代金に上乗せして請求する不正が横行している。カード会社の業界団体は「利用者が不正に気付いていない場合もある。精算金額が後で変更されるなど、おかしいと思ったらカード会社に連絡を」と注意を呼び掛けている。【酒井雅浩】 客がクレジットカードで精算できるようにするためには、店がカード会社と加盟店契約を結び、加盟店手数料を支払う必要がある。カード会社は、客が店で精算した金額を、手数料を差し引いて店に支払う。手数料は利用額の1〜10%程度で、利用実績や業種によって異なる。カード会社と店との取り決めでは「利用者への手数料上乗せ」を禁止するのが一般的で、悪質な場合は契約を解除されることもある。
人気アニメ「機動戦士ガンダム」に登場するジオン軍のモビルスーツ「ザク」がとうふになった。老舗とうふメーカー「相模屋食料」(群馬県前橋市)が28日発売するもので、27日、東京都内で行われた発表会にはシャア・アズナブル役の声優・池田秀一さんも「見せてもらおうか、ザクとうふの性能とやらを!」と登場し、試食すると「けっこうですね。僕は日本酒といただきたい」と語り、「33年の時を経て、ザクとこのような再会ができるなんて」と喜んだ。 「ザクとうふ」は、「ザク」の頭部をモチーフにした容器に入った、緑色の機体をイメージした枝豆風味のとうふ。数量限定の記念品として、ザクが使用するおの「ヒートホーク」をイメージした「ヒートホーク・スプーン」がパッケージに同梱される。 相模屋食料は明治26年創業の業界トップシェアのメーカーで、同社の鳥越淳司社長は、開発の経緯を「小学生時代からガンダムの大ファンで、ずっと『ザクと
元フジテレビの高島彩アナウンサー(33)が著書「irodori なりたい自分に近づくチカラ」を24日に幻冬舎から発売する。 男性デュオ「ゆず」の北川悠仁(35)と昨年10月に結婚、挙式した際の白無垢(むく)姿を初公開。「人妻」の響きに「なんだかイヤらしい気がしてしまう、自分の思考回路が心配(笑)」と明かすなど、おちゃめな素顔も垣間見られるユニークなエッセー集だ。 著書はファッション誌「GINGER」(幻冬舎)で09年3月から3年間連載している初のエッセーをまとめたもの。そこにプライベート写真や手料理レシピ、人生を振り返った書き下ろし原稿などを加え、高島彩のすべてが分かる初の半生本になっている。 生後11カ月の愛らしい裸ん坊の写真や、5歳の時に死別した父で俳優の竜崎勝さん(享年44)とのツーショットなどお宝写真が満載。学生時代の写真を見ると、司会業での見事な“仕切り”は、明るくつわものぞろい
大阪市が、市役所のサーバーに保存されている市長部局全職員の内部メールの点検調査に着手したことが分かった。橋下徹市長が問題視する職員の政治・組合活動の実態解明が狙い。調査を担当する市特別参与の弁護士がデータの提供を受けたが、この調査を市は職員に通知しておらず、識者は「職員の了解もないのは行き過ぎだ」と指摘している。 調査対象は、市長部局の職員約2万3400人が、庁内ネットワーク上で送受信した業務連絡用の内部メール。私的利用は禁止されているが、市では通常、メールの監視は行っておらず、同様の調査は初めて。サーバーの保存容量は1人当たり40メガバイトで、最大で数百通が保存されているとみられる。 市総務局などによると、市特別参与の山形康郎弁護士から要請があり、今月18、19日の2日がかりでサーバーのデータを取り出した。調査リーダーは、組合問題を担当する市特別顧問の野村修也弁護士。外部との送受信記録に
キリスト教の宣教師であると偽って風俗店の女性従業員に在留資格を不正取得させたとして、警視庁組織犯罪対策1課は21日、東京都葛飾区東金町3、牧師、青山金信(ごんしん)容疑者(51)ら2人を入管難民法違反(資格外活動)ほう助容疑で逮捕したと発表した。青山容疑者は「金に目がくらんだ。150万円で依頼を引き受けた」と供述しているという。 逮捕容疑は、韓国籍の派遣型風俗店従業員の女性(26)が宣教師であるとする虚偽の書類を作成し、10年9月に宗教ビザの在留期間更新許可申請書を提出する手助けをしたとしている。 組対1課によると、青山容疑者は01年に葛飾区内に「東京キリスト生命教会」を設立。08年ごろから風俗店の女性従業員7人のビザ申請に関与し、600万円近い報酬を受け取ったとみて追及している。【伊澤拓也】
政府の行政刷新会議(議長・野田佳彦首相)が統廃合を含めた見直しを検討している全103の独立行政法人(独法)のうち、8割超の88法人が廃止や民営化、他の独法との統合について「不可能または困難」との意向を示していることが11日、分かった。 前向きな姿勢を見せた残り15法人のうち、13法人は閣議決定などで既に統廃合などの方針が決定済みだ。新規は「民営化を検討する」と回答した2法人のみで、民主党政権になっても独法改革がなかなか進まない実態が改めて鮮明になった。 同会議の「独立行政法人改革に関する分科会」は同日、103独法への1回目の聞き取り調査を終了。分科会を視察した蓮舫行政刷新担当相は「良い形にするための提案をいただきたい」と独法側にくぎを刺した。【光田宗義】
25日午後4時半ごろ、北九州市八幡西区の小学6年の女児(11)宅で、コーヒー牛乳を飲んだ11~12歳の同級生の男児5人が体調不良を訴え、病院で治療を受けていたことが分かった。体調はその後回復したが、うち4人の体から睡眠薬のような成分が検出された。福岡県警折尾署は傷害容疑で捜査しており、自宅にいた女児の兄(23)から事情を聴いている。 同署によると、同日午後4時過ぎごろ、男児6人が女児のマンションを訪問。うち5人が出されたコーヒー牛乳を飲んだ。帰宅後に顔が赤くなったりふらつく症状が出たため、家族が近くの病院へ連れて行き、薬物のようなものが検出された。いずれも体調は安定しているが、5人が現在も検査入院している。【高橋克哉】
離半島部の漁港集落を一つにまとめた町の復興計画に反対意見が相次いだ公聴会=宮城県女川町塚浜の小屋取集会場で2011年5月22日、石川忠雄撮影 東日本大震災で壊滅的被害を受けた宮城県女川町で22日、町の復興計画策定に向けた住民公聴会が始まった。町は沿岸部の住宅を高台に集約して住宅団地にする構想を説明。しかし、漁港から離れて暮らすことに住民からは一斉に反発の声が上がり、復興の道のりの困難さをうかがわせた。 震災で、同町と石巻市にまたがって立地する東北電力女川原発は大惨事には至らなかったが、町沿岸部は津波でことごとく破壊された。町は5月初旬、安住宣孝町長らが中心となり復興計画案を策定。公聴会は22日は町内2カ所で開かれ、計約230人が参加した。 町は公聴会で(1)安心・安全な港まちづくり(2)港町産業の再生と発展(3)住みよい港まちづくり--を柱にした復興の基本的考えを提示。内陸の高台に住宅地6
◇官邸「午前中やめろ」 周知遅れ「呼吸器止まる」 東日本大震災から3日後の月曜日、3月14日未明、もう一つの危機が迫っていた。 「病院や家庭で人工呼吸器が止まり、死人が出る恐れがある。分かってますか」。枝野幸男官房長官が首相官邸で、東京電力で電力供給部門を統括する藤本孝副社長らに迫った。午前0時40分を回り、広域にわたる「計画停電」開始まで6時間を切っていた。 東電は11日の大震災で福島第1、第2原発が停止し、電力供給の約4割(約1800万キロワット)を失った。週明け14日には電気が大幅に不足し、首都圏で大規模停電(ブラックアウト)が起きる可能性が高い。東電は区域を決めて意図的に電力供給を止める計画停電に踏み切るしかないと判断。13日午後、清水正孝社長が菅直人首相に「このままだと大規模停電になりかねません」と報告した。 しかし、首都圏の鉄道網などが大混乱するのは目に見えている。複数の政府高
長野県栄村は6日、中条地区6世帯18人の避難指示を解除し、県北部地震発生の3月12日からほぼ全村に出されていた避難指示はすべて解除された。しかし、同地区と隣の青倉地区の計16世帯43人への避難勧告は継続。また村の一部では下水道が復旧しておらず、家屋の損壊もあって、この日、中条地区へ帰宅する住民の姿はほとんどなかった。多くが避難所生活を続けざるを得ず、復興にはなお時間がかかりそうだ。【大島英吾】 中条地区では、地震で中条川上流に土砂崩れが発生。沢の斜面が幅最大100メートル、長さ1キロにわたり崩れ、約20万立方メートルの土砂が川にたまった。県が川岸などに土のうを積む作業を5日に終え、村は6日午前9時で最後の避難指示を解除した。 しかし同地区の主婦、月岡カノさん(71)は「土石流は心配なさそうだけれど、家はトイレも使えず、まだ住める状態じゃない」と話し、自宅の掃除などをした後、再び避難所の村役
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