リオデジャネイロ・パラリンピック・シッティングバレーボール男子1次リーグ、王者ボスニア・ヘルツェゴビナ(手前)を相手にブロックの上からアタックを連発したイランのメヘルザード(中央)=リオ中央体育館で2016年9月12日午後10時9分、朴鐘珠撮影 ボスニア・ヘルツェゴビナを圧倒 長年のライバル関係に終止符を打つ男が現れた。リオデジャネイロ・パラリンピック第6日の12日、シッティングバレーボール男子1次リーグB組でイランがボスニア・ヘルツェゴビナをセットカウント3−0で圧倒した。イランの新鋭、身長246センチのメヘルザードが打ち下ろすアタックは、ボスニアのブロックにかすりもしなかった。2000年シドニー大会以来、この競技で金と銀を交互に取り合ってきた両国だが、状況は一変しそうだ。 座ったままでプレーするシッティングバレーボールはネットの高さが115センチ。メヘルザードは顔が半分、ネットの上にせ