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  • 異質の男・タモリを可愛がった喜劇人

    タモリが司会を務めた今年の『27時間テレビ』では、今ではなかなか見ることの出来ない、彼の貴重な映像が幾つか放送されていた。その映像を見て、しみじみと思った。「タモリって、変な芸人だよなあ……」。 今や『笑っていいとも!』のメインパーソナリティとして、テレビバラエティ史に堂々とその名を刻み込むことが確定されているタモリだが、その立ち位置はなんとも不思議だ。大手芸能事務所に属さず、漫才やコントといった演芸を見せず、やることといえば珍妙な形態模写……改めて考えてみると、こんなヘンテコな存在はそうそう見られるものじゃない。なのに、そのヘンテコな存在が、お昼の生放送の番組を取り仕切っている。これは、もはや不気味の領域だ。考えてもみれば、オールバックにサングラスというビジュアルも不気味だ。あんなのが自分の部屋に入ってきたら、怖くて怖くて……って、それ『世にも奇妙な物語』だよ! そんなタモリの出自も、こ

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    pppantsu 2012/07/27
  • 明石家さんま学序説

    先日、タモリに関する記事を書いた。演芸史と絡めたちょっとマニアックな話題だったので、興味を持つ人もそんなにはいないだろうと想定していたのだが、蓋を開けてみると、思っていたよりもずっと沢山の反応を頂いたので驚いた。『27時間テレビ』の興奮冷めやらぬタイミングでの更新だったとはいえ、まさか普段の五倍近いアクセス数を記録することになろうとは……普段、私がお笑いDVDのレコメンドを書くために、どれだけ苦悩していると思ってるんだ……おっと、心の声が……。 さて。当該記事にも書いたが、タモリはいわゆる演芸と殆ど関わりを持つことなく現在のポジションまで登り詰めた、いわば純粋培養のパフォーマーである。漫才師でもなければコント師でもない、落語家でもなければ放送作家でもアナウンサーでもない。唯一無二の絶対的な存在、それがタモリだ。そんなタモリとはまったく逆の世界に生きていたにも関わらず、そのしがらみから逸脱し

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    pppantsu 2012/07/27
  • 「松本人志」「太田光」とともに立川談志が評価した芸人は誰なのか?

    “とある事情”などと書くと、なにやら意味深に受け止められるような気がするが、そこまで大した事情はない。隠す理由も無いのでズバリ書くと、この対談集に目を通したのは “テレビの話”があるのではないかと思ったからである。テレビに出る側の人間にとってテレビとは如何なる存在であり、また、どういう距離感で接しているものなのか……それについて少しでも語られているのではないかと思って、書を手に取った次第である。もっとも、書を手に入れたのは今よりもずっと以前のことで、その理由も古屋で500円と安価で売られていたのでなんとなしに……なのだが(※amazonは文庫版を貼っているが、実際は単行を購入した)。 さて、ここでまたも、疑問を抱かれる方が現れるのではないだろうか。赤塚不二夫はあくまでも漫画家であり、テレビタレントと呼ばれる代物ではなかった。そんな赤塚の対談集で、どうしてテレビの話を拾おうとしたのか

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    pppantsu 2012/07/09
  • 藝人狂時代  驚異の殺笑力を誇る「ジェッタシー」を考える。

    君は「ジェッタシー」を知っているか? もしも君が「ジェッタシー」を知らないのだとしたら、それはとても不幸なことだ。君にとって最善の手段は、一刻も早く、ローソンに配置されているロッピーを使って、DVD「ゴッドタン マジ歌フェス2012」を予約すること。そこらのドラッグをキメたくらいじゃ得られないようなハイな快感が、そこには待っている。セックス、ドラッグ、ロックンロールの時代は終わった。これからは、ジェットエクスタシー……そう、ジェッタシーの時代がやってくる。コイツのジェットはタダモノじゃないぜ。 ……ここからはマジメに。 ひとまず、「ジェッタシー」について説明しよう。「ジェッタシー」とは、深夜バラエティ番組「ゴッドタン」の人気企画「マジ歌選手権」で披露された、後藤輝基(フットボールアワー)のオリジナルソング『ジェットエクスタシー』の歌詞の一部である。ジェットエクスタシーを略してジェッタシー…

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    pppantsu 2012/02/21
  • 藝人狂時代  「THE MANZAI 2011」批評

    ■概要 “1980年代に漫才ブームを巻き起こしたバラエティ番組「THE MANZAI」を復活する”というテーマの元に開催される。当初は「M-1グランプリ(2001~2010)」を企画した島田紳助(当時の「THE MANZAI」に“紳助・竜介”として出演)が審査委員長を務める予定だったが、自身の不祥事による引退のため、計画は白紙化。その後、大会最高顧問の座にビートたけし(当時の「THE MANZAI」に“ツービート”として出演)が就任し、予定通りの日程で開催されるに至った。 ■予選内容 2011年5月30日~7月2日まで、全国六地区(東京・札幌・大阪・名古屋・広島・福岡)にて一回戦を行い、7月5日~12日まで大阪・東京にて二回戦が行われた。二回戦の予選参加者から、10月2日~11月27日までに行われる全五回の戦サーキットに出場できる50組の“認定漫才師”を選抜する。戦サーキットは五人の審

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    pppantsu 2011/12/22
  • 「キングオブコント2011」批評

    一のコントを決定する年に一度の祭典「キングオブコント」が今年も無事に開催され、そして静かにその幕を下ろした。「M-1グランプリ」「R-1ぐらんぷり」に続く第三のお笑い賞レースとして2008年に開始した「キングオブコント」も今年で四度目の開催となったが、良くも悪くも攻めの姿勢を崩すことのない、お笑い好きにとっては実に有意義な大会だったといえるだろう。 ただ、今回の大会は、観ていて実に疲れた。個人的に応援していた芸人が早々に戦線を離脱し、残念な気持ちになっていたとはいえ、その後は非常にナチュラルな気持ちで大会を観戦できるものだと思っていたのだが、どのコントも個性が強すぎて、気付けば肩に力が入り、大会終了後にはサロンパスを肩から腰にかけて貼りつけ、その上で翌々日には筋肉痛になってしまった次第である……というのは流石に大袈裟だが。それ程に、観戦中の身体に力が入っていたのは確かだ。頭も熱気で少し

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    pppantsu 2011/09/27
  • 「THE MANZAI」に思うコト

    「THE MANZAI」という大会が開催されるらしい。 「THE MANZAI」といえば、かつて1980年代に漫才ブームを巻き起こしたセンセーショナルな番組として知られているが、これはそれとは別モノだそう。なんでも、最も面白い漫才師を決定するために行われる大会なのだという。審査委員長を務めるのは、当時の漫才ブームで注目を集めた島田紳助。大会は先に予選を行い、“認定漫才師”に選ばれた50組が全国5会場で行われる全国サーキットに登場、12月にテレビで生放送される決勝大会で優勝者を決めるという。 察しの良い人、或いはそれほど察しの良くない人でも、既に気付いているんじゃないかと思うが、これは要するに「M-1グランプリ」の後継に当たる企画の様だ。いや、考えてもみると、ルールは異なるが、全国規模の漫才大会でしかも審査委員長には島田紳助となると、誰だってそういう結論に至るだろう。ただ、現時点では、「TH

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    pppantsu 2011/04/29
  • 吉田敬のかっこよさ

    気付いていない人もいるかもしれないが、「金麦」の新CMにブラマヨ吉田が出ている。 冷静になって見てみると、どっからどう見てもブラマヨ吉田。けれど、ボケも何もないCMだから、思わず「あれ?もしかして吉田じゃないんじゃない?」と錯覚してしまう。事実、この話題をTwitterで振ってみたら、「あれ、吉田さんなんですか?」という反応を返してきた人がいた。まあ、顔が映っている時間も一瞬だし、仕方ないといえば仕方ないと思うのだが。 それにしても、このCMを考えた人は凄い。もし、ブラックマヨネーズを使って、こういうCMを作るとしたら、どちらかといえば選ばれるのは小杉さんの方だろう。太っているから貫禄があるし、こういうマジメな場面でも渋い先輩を演じられるだろうし。それよりなにより、小杉さんの方が華がある。なのに、ヒーハー!小杉ではなく、どうかしてるぜ!吉田を選ぶという、このセンス。実に凄い。素晴らしい。吉

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    pppantsu 2011/04/08
  • 殺人(笑)時代  ラーメンズが笑えない理由

    ラーメンズのおもしろさがまったくわからない(名前を付けて保存する。) ラーメンズの面白さを理解できない(=笑えない)という人は、決して少なくない。そんな人たちに対して、多くのラーオタは「ラーメンズのコントはシュールだから万人受けしない」と言い訳する。確かに、そういう一面もあるだろう。しかし、恐らく意図したものではないのだろうが、なんだか“シュール”という言葉を言い訳にしてしまっている感も否めない。そもそもラーメンズが『爆笑オンエアバトル』の常連だったことを考慮すると、彼らのシュールさは言い訳としてはちょっとばかり弱い気もする。 では、どうして理解できないのか。その理由を一言で説明するのならば、それは「笑いの波長が合わない」ということに他ならない。しかし、これでは話が進展しない。どうして合わないのか、という理由が必要になる。その理由もまた、人それぞれにあるのだろうが、彼らが大まかに“シュー

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    pppantsu 2011/02/25
  • バカリズムの夜明け

    「バカリズムは面白い」。以前なら、この後に「見る人を選ぶ芸だけどね」と、言葉を付け加えていた。でも、今では、最初の一文だけでも成立する。「バカリズムは面白い」。笑いの嗜好は人それぞれに違うのだから、バカリズムの笑いがハマらない人なんて、今でも沢山いる筈なのに。それなのに、この言葉には、以前には無かった説得力がある。2009年の今年、バカリズムには確かな追い風が吹いている。かつて、バカリズムがコンビだった時代を思い返すと、信じられない状況だ。 1995年。日映画学校俳優科に所属している二人が、漫才の授業でコンビを結成した。一人は福岡県出身で、もう一人は静岡県出身だった。福岡県出身の男は、升野英知。静岡県出身の男は、松下敏宏。後に、コントユニット“バカリズム”を結成する二人である。 コンビ時代のバカリズムに関するエピソードは、とても少ない。『爆笑オンエアバトル』第一回チャンピオン大会に彼らが

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    pppantsu 2011/02/25
  • 『情熱大陸』爆笑問題・太田光編マトメ

    五月二十三日放送の『情熱大陸』では、先週の田中裕二に引き続き、爆笑問題の太田光にスポットライトを当てたドキュメンタリーが放送されていた。“あまりにも普通でいられる男”田中裕二とは違い、天才との呼び声高い太田光を取り上げた今回は、通常の『情熱大陸』と同様のテンションで番組が進行していた。が、既に様々なところで、そのスタイルが分析され語られている太田光をドキュメンタリーで取り上げることは、そう容易なことではない。 太田光。1965年5月13日、埼玉県上福岡市(現・ふじみ野市)生まれ。日大学芸術学部演劇学科在籍中、田中裕二と出会い、1988年3月にお笑いコンビ“爆笑問題”を結成する。結成当初、異色の芸人として注目を集め始めるが、しばらくして当時の事務所から独立し、干される時期が続く。しかし、時事ネタをテーマとした漫才が評価されるようになり、タレントとして確固たる地位を築き上げる。太田が天才と称

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    pppantsu 2011/02/25
  • 『磁石漫才ライブ ワールドツアー日本最終公演』

    漫才に用いられる時間は様々だ。漫才師の力量や披露する場所によって、大きく変化する。 とはいえ、おおよその基準はある。例えば、M-1グランプリの決勝戦で披露される漫才には、4分という制限時間が課せられている。これは、「4分を超過した漫才だと視聴者が飽きてしまう」という考えによるもの、だと聞いた。爆笑オンエアバトルにも、「ネタの時間が5分を過ぎると失格扱いになる」というルールがある。これは番組の放送時間も少なからず関係しているのだろうが……テレビの視聴に耐え得るおおよその時間は、4分から5分程度と考えてもいいだろう。ライブにおいても、この状況はさほど変わらない。 ところが稀に、漫才師たちは一時間ばかりの時間をかけて漫才を演じることがある。そこに何の意味があるのか。はっきり言うと、意味などない。何故ならば、彼らは確かに長い時間をかけて漫才を演じているが、しかし、その内容は通常の漫才とそれほど変わ

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    pppantsu 2011/02/25
  • 『トータルテンボスコントライブ ブロッコリー畑のお調子モンキー』

    一の漫才を決定する“M-1グランプリ”への出場権利を失った漫才師たちの中には、飛躍的な成長を遂げた者も少なくない。M-1への出場権利を失うことで、M-1で結果を残したい、残さなくてはならないというプレッシャーから解放されるためだろう。だからなのだろうか、彼らの漫才は自由でのびのびとしているように感じられることが多い。 しかし、その一方で、M-1への出場権利を失ったことにより、緊張の糸が切れてしまったかの様に、以前の様な鋭いネタを演じられなくなってしまった漫才師もいる。あと一歩というところで、敗者復活戦を勝ち上がってきたサンドウィッチマンに優勝をかっさらわれてしまったトータルテンボスも、そんな状況下にある漫才師の一組だ。 トータルテンボスといえば、独特の言い回しと言葉のセンスが印象的な漫才師だ。何処か古典的な言葉を用いる二人のやりとりは、時に双方向的に笑いを生み出していた。中でも、M-1

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    pppantsu 2011/02/22
  • 「R-1ぐらんぷり2011」決勝感想文

    ■一回戦第一試合 ★キャプテン渡辺 「漫談をするよ!」という宣言の元、友達から金を借りるクズあるあるを披露する。金を借りることだけに集中するという、来ならば別のところに向けられるべき努力の様子が実に情けなくてバカバカしい。とはいえ、そこには金が絡んでいるだけの悲喜こもごもも、決して無いわけではない筈だ。それをキャプテン渡辺は、その堂々たる態度と張った声で見事に掻き消す。行動のバカバカしさだけを拾い上げて、その情けなさと、行動の不条理さを前面に押し出していた。途中、クズである自分にお金を借りに来た猛者がいた、という方向に転換したのも上手い。 ☆COWCOW山田興志 フジテレビアナウンス学院で早口言葉。山田は過去に三度の決勝進出を果たしている、今大会唯一の決勝進出経験者だ。過去の決勝戦で彼が披露したネタは、いずれもスケッチブックネタである。それらは全て山田ならではのほのぼのとしたセンスと芸能

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    pppantsu 2011/02/13
    同意
  • なんばR-1しぐれ

    先日、R-1ぐらんぷりに出場した。 観戦ではない。出場である。そもそも昨年、R-1ぐらんぷり2010の開催が発表された時点で、実は「出場してみよう」と心には決めていたのだ。だが、当時既に出場参加申し込み期限が過ぎていたために、仕方なく断念したのである。そして今年、R-1ぐらんぷり2011の開催が発表され、待っていましたと言わんばかりに出場した、と、そういうわけだ。勿論、何の策も無く出場を決めたわけではない。きちんとネタを考え、こっそり練習を続け、舞台衣装まで決めていた。準備は万端、意気揚々と会場へ向かう。呑気なもので。 R-1ぐらんぷりの予選は東京と大阪で行われる。ご存知の様に僕は香川田舎町に住んでいるので、当然の様に大阪予選に参加することになった。大阪といえば、以前まではウルフルズの『大阪ストラット』をイメージしたものだったが、このところはドリカムの『大阪LOVER』が先に脳裏に浮かん

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    pppantsu 2011/01/11
    なんかドキドキした
  • 「このお笑いDVDがスゴかった!」2010

    気が付けば、2010年が終わろうとしている。 大学を卒業してからおよそ四年の月日が経ってしまったが、時の流れは学生時代のそれに比べて明らかに早く感じられる。大学卒業後、特に変化のない日常を過ごしているため、なのだろうか。新しい人たちに出会う機会も無ければ、新しい発見に遭遇する機会も無い。ただ、漠然と過ぎていく時間の中で、とりあえずの新年を迎えるのだ。このまま、最期の瞬間まで生きていくのだろうか。ただ、ただただ、漠然と。 それでも、お笑いのDVDを集めるという趣味だけは、学生時代から変わらず続いている。毎年、年始には「今年は購入を少し控えよう」と考えるのだが、年末になるといつも「こんなに買ったのか!」と愕然としてしまう。今年も結局、91枚ばかりお笑い芸人ネタDVDを購入していた。なお、これはテレビ番組のDVDを外した枚数なので、実際はもっと買っている。きっと2011年も、似たような生活を送る

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    pppantsu 2011/01/05
  • 殺人(笑)時代  『ウラハラ』(ハライチ)

    漫才の基形といえば、ボケとツッコミ。ボケ役はボケに、ツッコミ役はツッコミに徹するのが当然である。この形を崩した漫才も存在する。ボケに対してボケを重ねるスタイルの漫才や、ボケを否定せずにやんわりと受け止める漫才などが、それだ。とはいえ、それらの漫才は、あくまでもアウトローである。ボケとツッコミによって成立する漫才が王道として在るからこそ、そのスタイルに反逆する漫才が認められるのだ。 その観点から言うと、ハライチの漫才は非常に斬新だった。彼らの漫才は、岩井(ボケ役)のボケに対して、澤部(ツッコミ役)がそのボケに乗っかるというスタイル。一見すると、それはボケに対してボケを重ねているだけに見える。しかし、それは違う。澤部の乗っかりは、最終的に岩井へと放たれるツッコミに向かうノリツッコミの行程に過ぎない。つまり、澤部は岩井のボケにボケを重ねているのではなく、最後の最後に一度だけ放たれるツッコミのた

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    pppantsu 2011/01/05
  • 『ギンギラ銀にシャリげなく』

    M-1グランプリの時期が近付くと、お笑いフリークの間では「どのコンビが決勝戦に進出するのか」という話で持ち切りになる。自分が贔屓にしているコンビを推薦する人、予選を見てきた印象を語る人、ただコンビ名だけを見て勘で予想を立てる人、実に様々だ。その中で、ほぼ必ず名前が挙がるにも関わらず、これまで決勝戦に進出することのなかったコンビがいる。関西を中心に活動している漫才師、銀シャリだ。昭和の漫才師を彷彿とさせる真っ青なスーツに身を包んだ彼らは、長年に渡りM-1での活躍を期待され続けてきた。その期待は2010年、遂に叶うことになる。 2010年12月12日、「M-1グランプリ2010」決勝進出メンバーが発表された。笑い飯、ナイツ、ハライチなどの決勝進出経験者に、ピース、ジャルジャル、スリムクラブ、カナリアなどの初の決勝進出者の名前が並ぶ。その中に、銀シャリの名前もあった。お笑いフリークの間ではそれな

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    pppantsu 2011/01/04
  • 『バカリズム案2』

    バカリズムが思ったことをそのまま絵と言葉にして表現するライブ「バカリズム案」。このライブでは、普段の単独ライブで演じられているような起承転結のあるコントとは違い、バカリズムの真に剥き出しになったセンスを体感することが出来る。素材そのものの美味しさを召し上がれ、と言ったところだろうか。 今作は第二弾。第一弾でもその光るセンスを見せつけられたが、今作ではそのセンスに更なる磨きが掛けられたように思う。『歴史に関する案』では、信長や秀吉といった歴史上の人物たちについて丁寧に解説する。一見すると、非常にまともな解説が行われるような印象を受けるが、その内容は「織田信長のべたものはどこへいくのか」「秀吉はなぜはなくそがでるのか」というものだ。……この上なく、どうでもいい。『プライバシーに関する案』では、プライバシーを守るために様々な物にモザイクをかけていく。前回のライブでも行われた『順位に関する案』で

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    pppantsu 2011/01/04
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