ブックマーク / rootport.hateblo.jp (27)

  • 貧乏になる人の特徴 - デマこい!

    ■貧乏になる人の特徴 私には、わりと幅広い所得階層の友人がいる。有名大学出身の経営者や金融マンから、ワーキングプアのフリーターまで、様々な階層の人と付き合っている。そして、貧乏な人ほど「自分には運がない」とぼやく。 ところが、詳しく話を聞いてみると、貧乏な友人たちは「悪運を引き寄せるような生活習慣」を持っている場合が多い。スーパーナチュラルでスピリチュアルな話をしたいわけではない。彼らは、偶然を合理的に操作できないのだ。 彼らの語る「不幸」の例は、いずれも回避可能なものばかりだ。 たとえば「5万円するクロスバイクを盗まれた」「肝心なときにパソコンが壊れた」「病院に行ったら重たい病気が発覚して治療費がかさんだ」等々。一見すると、たしかに運が悪そうに思える。が、話をよく聞くと、不幸を回避する努力をしていない場合が珍しくない。 「自転車を盗まれたら嫌だな〜って、前から思っていたんだよねw」なんて

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    pppantsu 2017/02/15
  • 少子化の原因が分かったので対策書く/書籍『失敗すれば即終了』の補足 - デマこい!

    1.2人──。 これは2050年における老人と現役世代の比率だ。現在は老人1人に対して現役世代2.4人だが、30年少々でこれが半減してしまう[*1]。ホモ・サピエンスには20万年以上の歴史があるが、これほど苛烈な高齢化社会が出現したことはない。まるで〝サイエンス・フィクション〟のような世界に私たちは向かっている[*2]。 社会福祉は崩壊し、年金は有名無実のものになるだろう。日語の通じない外国人介護士に虐待されて、殴られるのが怖いから糞まみれのオムツを枕の下に隠す。あるいは、一人暮らしの自宅で転んで骨折し、助けを呼べないまま餓死を待つ。これは妄想ではない。将来、私たちが直面する未来だ。 現代の医療なら、多くの人が100歳近くまで生きる。いま60代だからといって、少子高齢化のもたらす地獄から逃げ切れると思ったら大間違いだ。30年後、あなたは何歳だろう? 幸いなことに、出生率は死亡率ほど正確に

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    pppantsu 2016/01/21
  • 自分の好きなものを相手にも好きになってもらう方法 - デマこい!

    こんなツイートを見かけた。 にわか女オタに「好きなアニメ何〜?」って聞かれたからレベルを合わせて、「有名なのだと化物語やラブライブとかですね」って言ったら「あーなんだ、結構にわかなんだねw、steins;gateって知ってる?見た方がいいよー、あと進撃の巨人もオススメ」とか言われてクソブチ切れてる 指切りげんマン@Qwerty_0302 この状況がなぜムカつのかといえば、自分がにわかだと思っている相手から、逆ににわかだねと言われたからだ。格下だと思っている相手から煽られれば、誰だって腹が立つ。ごく自然な心理だ。 しかし、である。 もしも相手に合わせて好きでもないものを「好き」と言っているなら、それはそれでおかしい。 自分の嗜好を隠すのは、「自分の好きなものを相手にも好きになってもらうスキル」が足りない証拠だ。その最たるものは「隠れオタク」なる人たちだろう。アニメが好きだと言ったらドン引きさ

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    pppantsu 2014/04/14
  • そろそろやめませんか?「右翼/左翼」「保守/リベラル」って分類は。 - デマこい!

    政治用語が混乱しています。 「おれは保守だ」と言う人がいれば、「あんなのは物の保守ではない」と言う人がいます。「日リベラルは終わった」と言う人がいれば、「あんなのは物のリベラルではない」と言う人がいます。 保守、リベラル、右翼、左翼──。 政治的立場を示すこれらの言葉は、論者それぞれが自分独自の定義で使うようになってしまいました。誤解や混乱を避けるため、うかつに使うのをためらうほどです。一度これらの言葉から離れて、政策そのものをベースに政治的立場を整理する必要があるでしょう。 ◆ あなたは「社会」と「個人」のどちらを大切だと考えますか? 有史以来、これは神話や戯曲に繰り返し選ばれてきたテーマです。人は1人では生きていけません。生存には「社会」が必須です。しかし社会の目的が、個人の目的と一致するとは限りません。社会の繁栄のために、個人の自由はどこまで犠牲にできるのか。これが政治的立場

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    pppantsu 2014/02/17
  • なぜ承認欲求と自己愛が問題になるのか? - デマこい!

    WEB上では「承認欲求」が罵倒語として機能するらしい。 その背景には、インターネットの双方向性があると思う。「創作」や「歌い手」に対してヘタクソと罵倒したら、じゃあもっと上手いものを見せてみろよと反論される。だから「アウトプットすることそのもの」を罵倒の対象にするしかない。 ほんとうに歌の上手い人は「歌い手」の承認欲求を罵倒しない。 音痴だと批判すればいいからだ。 ほんとうに絵の上手い人は「絵師」の承認欲求を罵倒しない。 ヘタクソだと批判すればいいからだ。 誰かの承認欲求を罵倒するのは、相手よりも技量で劣る人だけだ。 誰かから認められたい、承認を得たい。これは人間としてごく当たり前の感情だ。承認欲求が満たされなければ、人間は心の均衡を失う。 アルファツイッタラーの@ui_nyanさんが、こんなことをつぶやいていた。 「承認欲求(笑)」「歌い手(笑)」「創作(笑)」「黒歴史(笑)」みたいな茶

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    pppantsu 2014/01/06
  • 死ぬまでに身につけたい、たった一つの大切なもの。 - デマこい!

    大学を卒業したばかりの頃だ。 当時の上司から「学生気分が抜けていない」と叱られた。「この会社でやりたいことを見つけて、そこに熱意を注ぎなさい」と言われた。至極もっともな意見だ。たしかに私は、仕事に対してやる気のない、ふぬけた会社員だった。 しかし、彼はちょっと沈黙してから付け加えた。 「……まあ俺も、何をやりたいのかって訊かれたら困るけど」 僕に仕事を頼んでくる人の方が僕の能力や適性について僕以上によくわかっているということ。向こうは僕にならそれができると思うから頼んでくるわけです。 就活についてのインタビュー (内田樹の研究室) やりたいことを見つけられなくても、「会社」が仕事を与えてくれるのならいい。無目的に流されながらでも、それなりに生きていける。しかし逆にいえば、「仕事を頼んでくる相手」は、べつに会社でなくてもかまわない。 大人は、組織に属しなさいという。それ自体は悪いことじゃない

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    pppantsu 2013/01/14
  • いま、何の話をしているのか。 - デマこい!

    ひさしぶりに「議論の組み立て方」系の記事を書きます。 ◆ 議論が苦手な人は、情報の整理が苦手な人だ。相手の“言っていること”を体系的に理解できないから、うまく反論することができない。自分の感情を“主張”へと昇華できないから、自分が“何を言っているのか”さえ、あやふやになっていく。情報を整理する力は、議論に強い・弱い以前の問題だ。 「現状分析をしているのか、それとも理想や目標について話しているのか」 「全体の話をしているのか、それとも個別の話をしているのか」 少なくとも、この2つの軸だけは見失わないようにしたい。 ◆ たとえば、こちらの記事: 国民国家とグローバル資主義について‐内田樹の研究室 http://blog.tatsuru.com/2012/12/19_1126.php 私は以前から、「充分に豊かになった国・地域では“政治”の力が弱くなる」と考えていた。なぜなら民主的で豊かな国で

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    pppantsu 2012/12/22
  • “消費の時代”から“生産の時代”へ - デマこい!

    ニコニコ動画やPixivなどの登場する“前”と“後”で、私たちの価値観は大きく変わってしまったようだ。「カッコよく 消費すること」が至上の価値だった時代から、「カッコよく 生産すること」が重視される時代になった。商品や情報をただひたすら飲み込むだけでは、もはや“カッコ悪い”と見なされる。制作物や情報を発信してこそ“カッコいい”と評価される――。 当に、そういう時代になったのだろうか? 当だとしたら、変化の原因は何だろうか? 1.情報爆発 いまの中高生には想像できないかもしれないが、かつて“消費の時代”があった。いい年した大人たちが、あるいはすべての子供たちが、消費しかしない時代があった。CM放映されたものをいち早く買ったやつがカッコいいと見なされる:そういう時代が当にあったのだ。 Beforeニコ動の時代では、「カッコよく 消費する」ことが重要視されていた。自我を確立するためには、他

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    pppantsu 2012/11/03
  • あなたは本当にオタクですか?/オタクとサブカル、ヤンキーと体育会系 - デマこい!

    「リア充」と呼ばれる集団は、よく考えてみると二つのグループに大別できる。 一つは社会的な行動様式を持ち、高所得層にい込んでいるグループ。いわゆる「体育会系」だ。そしてもう一つは、ヤンキーと呼ばれる社会的アウトローのグループだ。近傍にはギャル・ギャル男・お兄など、やはり低所得〜中間層をボリュームゾーンとする人々が存在している。彼らの違いはどこにあるのだろう。 また近年、オタクのライト化が進んでいるという。数十年前、オタクとは好きなモノを追求する日陰者たちのことだった。しかし最近では、流行りのアイテムに次々に飛びつき、コミュニケーションツールとして深夜アニメを消費する「軽いオタク」が登場しているという。一方、オタク同様に内向的な趣味を持つ人々として、「サブカル」と呼ばれる層が存在している。では、サブカルとライトオタクとの違いは何だろう。 体育会系、ヤンキー、オタク、サブカル。 これらの生活ス

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    pppantsu 2012/08/30
  • 「ふつうの人には夢なんて無いんだよ」 - デマこい!

    彼女の言葉に、私は絶句した。もう一人が「そうだよね」と相づちを打つ。学生時代の友人と三人で、新宿でランチべていた。彼女は念を押すように、口のなかで繰り返した。 「ふつうの人には、夢なんて無いんだよ」 隠れ房 新宿 http://r.gnavi.co.jp/g486507/ ※ランチビュッフェはお手頃価格。 彼女は独立してコンサル業を営んでいるし、もう一人は金融業界で活躍している。どちらも結婚していて、私の目にはすべてが順風満帆、夢を実現した「勝ち組」に見える。そんな彼女たちの口から「ふつうの人には夢がない」という言葉を聞くなんて、思いもよらなかった。 ――あなたの夢はなんですか? そう問われて、即答できる人は少ない。 私たちの多くは自分の夢が分からないまま生きている。およそ3万日の人生を何についやせばいいのか、決断できないまま一生を終える。それは彼女たちとて同じだ。夢のない「ふつうの人

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    pppantsu 2012/08/21
  • 映画『おおかみこどもの雨と雪』の母性信仰/子育ては1人では出来ません - デマこい!

    ※この記事は、書かれた当時のブログ記事の流行にのっとり、意図的に「毒舌」な書き方をしています。苦手な方はお読みいただかないことをおすすめします。 おおかみこどもの雨と雪 (角川文庫) 作者: 細田守出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2012/06/22メディア: 文庫 クリック: 359回この商品を含むブログ (88件) を見る 細田守監督の最新作『おおかみこどもの雨と雪』を観てきた。細田監督はポスト宮崎駿の最有力候補と目されており、『おおかみこども』は『となりのトトロ』と並び称されることが多い。『カリオストロの城』や『ナウシカ』で評価を積み重ねた宮崎駿は、ファミリー向けの映画『トトロ』で名声を確固たるものにした。それと同様に、『デジモン』や『オマツリ男爵』、『時をかける少女』で評価を積み重ねた細田監督が、『おおかみこども』で宮崎駿と同じような経歴をたどる

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    pppantsu 2012/07/24
  • オウム真理教の魅力/あなたもカルトにハマっている、かも。 - デマこい!

    なぜオウム真理教には高学歴の信者が集まったのか。賢いはずの彼らがどうしてコロリと騙されたのか――。これらの言説は高学歴という部分に注目しすぎだ。とくに「高学歴特有のエリート思想」を絡めた分析は的を外している。どうして低学歴なら騙されないと断言できるのか。「エリート思想」という言葉でオウム真理教を語る人たちは結局、自分だけは絶対に騙されないという根拠のない自信からそういう分析をしている。 ◆ ヒトは終末論が大好きだ。オウム真理教に限らず、誰もがカルトにハマる可能性を持っている。根拠のない自信がいちばん危険だ。 それこそ大昔から、ヒトは「世界の終わり」を語ってきた。ラグナロクにせよハルマゲドンにせよ、神話には必ずと言っていいほど世界の終末が描かれている。数千年前、組織的な社会が成立した時代には、すでに終末論は存在していたと考えていいだろう。日に仏教が深く根付いたのは終末論のおかげ……ってのは

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    pppantsu 2012/06/13
  • 「貧しい」とはどういうことか - デマこい!

    「貧乏な人ほどジャンクフードをべて病気になってますます貧乏になる」という話を耳にする。「自炊すれば安上がりだし健康的なのになぜ?」と。たぶん、「自炊のほうがいい」という発想そのものが、豊かさの証しなのだ。貧困とは、ただカネがないことではない。文化がないことなのだ。 ※Twitterでつぶやいたネタを再編して投下します。 【閲覧注意】俺の幼女ホームレスフォルダが火を噴くぜ http://blog.livedoor.jp/vippuppu-vippuppu/archives/6159415.html ※胸に来るね、これは。 「実用書だけでなく文学を読みなさい」 「音楽を聴きなさい」 「映画を観なさい」 「美術館に行きなさい」etc……。 こういうことを子供に言う大人たちは、それが当の豊かさだと知っている。すぐにはカネに換金できない「価値」がこの世にあることを、そしてその「価値」がやがてカネ

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    pppantsu 2012/06/01
  • 好奇心が世界を救う/この分断に満ちた時代に - デマこい!

    小学生のころ、障碍者養護施設の見学に連れて行かれたことがある。教師の先導で“恵まれない人たち”の生き様を学びながら、映画でも見ているような気持ちになったのを覚えている。社会科見学は非日常の時間だ。目の前の現実が、日常と地続きのものだと思えなかった。 私たちの知りうる世界は、たぶん自分で思っているよりもずっと狭い。私たちは半径5メートルの日常を生きるのに精一杯で、その外にいるヒトのことを忘れがちだ。駅の自動改札を抜けるとき、(左利きの人には不便だろうな)と思う人がどれだけいるだろう。台所で皿を洗うとき、(男には低すぎるだろうな)と気付く人がどれだけいるだろう。私たちは他人の存在に鈍感な生き物だ。世界は分断で満ちている。 歴史上の支配者たちは、この分断を巧みに利用してきた。「よく知らない人」同士をいがみ合わせることで治世への不満をそらし、手をたずさえればすぐに解決できる問題を、先送りにさせてき

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    pppantsu 2011/12/25
  • 国が変わるということの意味/金正日の死に思うこと - デマこい!

    ヨンホは目を覚ました。 両親は寝静まっているようだ。平壌の冬は冷える。カーテンの隙間から差し込む月明かりに、吐く息がぼわりと白く照らされる。このマンションには、お婆ちゃんちのような床下暖房(オンドル)がない。ヨンホは寒くてイヤなのだけど、お父さんは「この街に暮らせることはとても名誉なことなのだ」と言っていた。いつか、お父さんのように立派な人民軍になりたい。この寒さはきっと、ヨンホを鍛えてくれる。だから、がまんしなくちゃ――。 そんなことを考えて、後ろめたさをごまかした。そっとベッドから出る。床は飛びあがるほど冷たかったけれど、ヨンホは歯をいしばってこらえる。いけないことをしている罰だ。毛布で体をくるむと、足音を忍ばせてリビングに向かった。 この国の平均からすれば、豪勢な部屋だ。といっても、冷蔵庫と器棚、壁には金日成の肖像画があるだけで、他には何もない。ソファの向かい側には、古いブラウン

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    pppantsu 2011/12/22
  • 健康な老人と“かわいそう”な若者 - デマこい!

    不定愁訴というものがある。 とくに老人に多いのだが、なんとなく調子が悪い、体がだるい――と訴えて病院を受診する。それじゃあ検査をしてみましょうということになるのだけれど、疾患が見つからない。いたって健康だという結果になってしまう。医者も患者も困惑するばかりだ。 誰だって歳を取ればカラダが衰える。歯や髪が抜けて、膝や腰がシクシクと痛み、若いころのような無理はできなくなる。しかし病気が見つからない以上、どんなに調子が悪くても「健康」という診断を下すしかない。 「老人の健康」には、こういう矛盾――というかなんというか、判断に迷うところがある。歳を取ること自体が不健康なのだ、と言ってしまえばそれまでだけど、No one lives forever。ノスフェラトゥは実在しない。 健康な老人は多い。けれど彼らは、風邪を引いた高校生よりも体力で劣る。 「健康な老人」という言葉は、一見矛盾する二つの要素を

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    pppantsu 2011/11/17
  • グローバル化・IT化はただの社会変化ではない、人類史上の大事件だ。 - デマこい!

    ※この記事は移転先ブログ「デマこい!」に転載済みです。 「紙の資料をエクセルへ打ち込むことに心血を注ぐ人がいる」という話をしたら、友人が飛びあがるほど驚いた。その友人は某ゲーム会社のクリエイターで、「んなもんコンピューターにやらせろよ」とすげない返事。はてな界隈にはSEや理系研究者が多いので、この友人に同意する人ばかりだろう。私も心からそう思う:単純な事務作業は、すでに人間のすべき仕事ではない。ヒトは創造性を発揮することこそに、その脳を活かすべきだ。 人工知能に受験の試練・・・10年後の東大合格目標 http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20111105-OYT1T00477.htm ※受験勉強が単純作業か創造的行為かは意見が分かれるだろうけれど、従来から“知性”と呼ばれてきたものの大部分は、すでにコンピューターで代替できる。 しかし、企業の管理部門や

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    pppantsu 2011/11/12
  • 「あした死ぬかもしれない時代」に生存率を高める方法/共同体を取り戻すには……? - デマこい!

    東日大震災の直後、日全国の企業から救援物資や義援金が集まった。が、それらの配布がうまくいかなかったという。大きな避難所ほど物資の取りあいが起こり、義援金の分配もいまだに進んでいないらしい。「行政」は平時を前提としたシステムであり、身分証明書さえも流されるような緊急時にはうまく機能しない。 その点、宗教施設の避難所では穏やかさが目立ったという。寺や、新興宗教の道場だ。信仰仲間・檀家仲間という意識があるため、譲り合いの精神が自然と機能したのだそうだ。緊急時における“助けあい”には、国家や大企業といった巨大組織はあまり役に立たない。「地域」や「信仰」といった中間的な「共同体」が必要になる。 この「共同体」という発想について、このところずっと考えている。 戦後史をざっくりと復習すると:かつて田舎の村に存在した「共同体」が高度成長とともに切り崩され、企業がその代替を果たすようになった。日の大企

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    pppantsu 2011/09/24
  • ツイッターは流行の中心なんかじゃない - デマこい!

    ※この記事は移転予定先のブログ「デマこい!」に転載済みです。 つぶやいたネタを再編集。 「いまの高校生がどんな生活をしているのか分からない」という会話を、先日、友達とした。ニコ動もパスモもiPhoneもDSも無い時代に、私たちは高校時代を過ごした。私たちの世代にとっては「新しいもの」を、今の高校生は最初から当たり前のものとしている。それってすごいことだ。 新しいものに対して、古い人間は拒絶反応を示す。「そんなの無くても困らない」と言って、試そうとしない。古い人間にならない秘訣は、「無くても困らない」ものは「あっても困らない」と考えることだ。そして大抵の場合、新しいものの方が便利だ。 たとえば電子レンジが市販されたばかりの頃、その便利さに気づく人は少なかった。たしかに当時の電子レンジは、現在ほど高性能ではなかった。温まり方にムラがあったり、容器によっては全然温まらなかったり。――ある雑誌は「

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    pppantsu 2011/09/19
  • かしこい人のニュース読解法/議論の苦手な人は何ができていないのか - デマこいてんじゃねえ!

    ヒトは「頭の使い方」を覚えると賢くなる生き物だ。 かけ算九九しかり、元素記号の語呂合わせしかり、丸暗記してしまうことで思考をスピードアップできる。理系大学生のサイフは平均的に文系大学生のサイフよりも軽い。なぜなら彼らは数字に強く、「おつりのコインを最小にする計算方法」を身につけているからだ。それに加えて実験とレポートに追われてバイトができないという涙ぐましい事情がある。 私は学生時代に、ちょっとだけ英語ディベートをやっていた。その時に先輩に教えてもらった「ニュースの読み方」が今でも役に立っている。ニュースを読むにはトレーニングが必要で、読み慣れないうちは、「なにが問題なのか分からない」のが最大の問題となる。逆に「読み方のテンプレート」を覚えてしまえば、そのニュースの論点を即座に見抜けるようになる。かしこい人はこうやってニュースを読むのか! と当時は感心した。 今回のエントリーでは、その一部

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