イラク・バグダッドで米軍の空爆によって死亡したイラン革命防衛隊のカセム・ソレイマニ司令官(62)の遺体が5日早朝、イランに帰還した。イラン国旗に包まれた棺が南西部アフワズの空港に到着する前から、市内には数万人が喪服姿で集まり、胸を叩きながら「アメリカに死を」と繰り返した。 国営イラン・イスラム共和国放送は、空港で飛行機から降ろされる司令官をはじめイラン革命防衛隊5人の棺や、アフワズのモラヴィ広場に集まった黒衣の群衆の様子を放送。コメンテーターは、「見事な群衆が追悼に集まった」と述べた。 イラン学生通信(ISNA)によると、首都テヘランでは議会が開かれ、議員たちが「アメリカに死を」と数分繰り返した。アリ・ラリジャニ議長は、「トランプ、これがイランの国の声だ。聞け」と述べたという。
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