6・10民主化抗争が24周年を迎える昨日、光化門(クァンファムン)周辺では授業料5割下げの実現を要求するろうそくデモが行われてた。大学生の子女を置いている家庭が、高い授業料で苦しい思いをしているのは分かるが、光化門にろうそくを持って集まるからといって解決されう問題ではない。「国民的な詐欺劇」に終わった08年の狂牛病(BSE)デモが思い出され、むしろ学生たちの真意がわい曲される恐れがある。政界は、国会で不健全経営大学の淘汰をはじめ大学の競争力確保に向けた対策や、政府の財政能力などを総合的に検討して上で、この問題に真剣に取り組むべきだ。孫鶴圭(ソン・ハッキュ)民主党代表がろうそくデモに参加して学生たちの前に立ったのも、責任ある政治家の姿勢とは言い難い。 米国の私立名門、コーネル大学のスコルトン学長の執務室には机と2人用テーブルが全部だ。医学部教授を兼ねている学長のために、大学側は市内に位置する
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