「今やグローバル化の時代−世界とつながろう!」言説 読書 「グローバリゼーション」が「騙す言葉」としてあげられていた。斎藤氏の批判は、経済的な意味でのグローバリゼーションに対するものが中心だったのでそこがちょっと残念(まあ、そっちが主流なんだから仕方ない)。 グローバル化(国際化)をヒューマニスティックに捉えたうえで歓迎する言説もある。タイトルに掲げたようなものだ。前後の文脈で「地球市民」とか「世界市民」とかいった言葉がなんの定義もなしに使われていたりもする(ほぼ確実に肯定的なニュアンスで)。こっちも相当うさんくさい。そのうさんくささの多くは、「地球」とか「世界」と言ったそれだけでは何の価値も持たない言葉に何となく肯定的なニュアンスを帯びさせているからである。地球全体をカバーする問題(北極から南極まで先進国から第三世界に至るまで)を早急に解決しなければという焦りがあるわけでもない。青い地球
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