前回に続き、コトラーの「購買プロセスの5段階モデル」に従った経営層へのセキュリティ対策訴求について解説する。まずは前回のおさらいから始めよう。 経営層に対してセキュリティ対策の必要性を訴求するには、「危険だ」と定性的に訴えるだけでは効果がない。経営層が意思決定をしやすいように「購買プロセスの5段階モデル」に従って必要性を訴求し、「各フェーズでそれぞれ何をすべきなのか」をしっかり説明することが重要だ。特に最初のフェーズである「問題認識」については、リスクを定量的に点数化して明確化することが欠かせない。ここまでが前回の要点だ。 今回のテーマは、この「問題認識のフェーズにおいてどのようにリスクを点数化すればよいのか」である。今回の内容を把握することで経営層の説得に向けて大きな一歩を踏み出せる。その分、難易度が少々高いかもしれないがぜひ理解してほしい。 FMEAを応用したリスクの点数化 リスクを点
来年まで発売されないApple Watchですが、プライバシー侵害の懸念から公開審査の可能性が浮上しています。 州検事総長がアップルに質問状 MacRumorsによると、コネチカット州のジョージ・ジェプセン検事総長は、アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO) に対し、Apple Watchの操作方法について文書でいくつか質問するとともに、同社代表との話し合いを求めました。 ジェプセン検事総長は文書のなかで、Apple Watchが個人情報や健康データをどのように収集、保管、保護するのか、プライバシー保護のポリシーはどのようになっているのか、アプリを開発するデベロッパーが情報を収集・共有する場合同意を得るのかどうか、これらアプリがアップルの定めるポリシーに合致しているかどうかをどう監視するのかといった内容の質問をしています。 問題視されているのはHealthKit 質問の大半はHea
個人のインターネット閲覧履歴は今、企業がネット広告を出す上で必要不可欠な情報となっている。個々の興味に合わせた広告を届けることができ、効果的だからだ。一方で、個人の側から閲覧履歴の使われ方をコントロールする仕組みも少しずつできつつある。 「あかん!安すぎやろ!!沖縄3日間9800円」「みんなで楽しめてええやん グアム4日間2.98万円」。大阪の人が旅行したいと思ってインターネットでツアーを探したら、その後しばらく無関係のサイトを見ても旅の広告が表示される。しかも、なぜか関西弁−−。 こんな広告を出したのは旅行大手のエイチ・アイ・エス(HIS)だ。HISは一度でも同社のサイトを訪れた人には、別のサイトを見ている時にも広告を配信する。「1回だけ広告を見た人に比べ、継続して広告の配信を受けた人は契約額で4倍の効果がある」と、加堂直行・関西WEB事業部次長は話す。
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