政府の個人情報保護委員会が、世界各国の個人情報保護の監督機関が集まる「データ保護プライバシー・コミッショナー国際会議」に加盟することが22日、分かった。世界を行き交う膨大な個人データを巡るプライバシー政策は、国や企業の競争力を左右するほど重要になっている。今後は積極的に議論に関与し、日本企業の国際展開を後押しする。 日本の加盟は25日から香港で開かれる会議で正式決定する見通し。改正個人情報保護法が5月に全面施行され、個人情報保護に関する各省庁の監督権限が委員会に移管されて一元化されたことで正式メンバーとして認められることになった。