セキュリティコンサルティング部の山下 亮一です。 CSA(Cloud Security Alliance) は、クラウドのセキュリティに関する調査研究と提言、教育活動を展開する非営利活動法人で、多数のワーキンググループが活動しています。IoTシステムの実装においては、IoTデバイスだけでなく、そのバックエンドとなるクラウドサービスも重要な要素となります。CSAでは、IoTシステムを構成するさまざまな要素について実務者向けの実践的なガイダンスを提供するべく精力的に活動しており、2017年6月時点で6種類のガイダンス文書を公表しています。 ガイダンス文書の日本語訳を公開 CSAジャパンでは、2014年よりIoTワーキンググループを立ち上げ、ガイダンス文書の翻訳や日本支部独自のガイダンス文書作成や記事執筆等の活動を行ってきました。 私自身も2015年から本ワーキンググループに参加してきました。本