第参話の戦闘の事でミサトと対立したシンジは、それをきっかけにしてミサトのマンションを出てしまう。だが、彼はどこか遠くに行くわけでもなく、第3新東京市の周囲を歩き回る。まるでミサトに迎えてもらうのを待つように。「第四話 雨、逃げ出した後」は、「第参話 鳴らない、電話」の後日談であり、TVシリーズで唯一、庵野監督が脚本の役職でクレジットされていないエピソードだ。元々第参話は、シリーズ構成では「初めての、TEL」というタイトルで、戦いの後でトウジとケンスケから電話がかかってくる話だった。「EVA友の会」に掲載された薩川昭夫の取材記事に依れば、当初の脚本ではトウジとケンスケがエントリープラグに入り、そして、戦闘終了。シンジ、トウジとケンスケがそれぞれ別の部屋で怒られて、廊下に出たところで顔を合わせて笑い出す。つまり、第参話の段階でシンジはトウジとケンスケと友情を結ぶはずだった。ところが絵コンテを進
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