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2010年2月11日のブックマーク (4件)

  • 新発売の小説『リーンの翼』の発売日と値段と内容について勝手に宣告

    あちこちで伝わった話なので、すでにご存知の方もそれなりいるかもしれませんけれど、富野由悠季監督がかつて1983~1985年で文芸誌「野生時代」に連載した個人の初オリジナル小説『リーンの翼』が、このたび角川書店から新装版の発売が宣告されました。その公式宣告によりますと、今回の新装版はただの復刊に留まらず、なんと旧版にあたる部分の全面改稿だけでなく、2005~2006年で制作されたアニメ版にあたる部分のノベライズや旧小説版とアニメ版の間にいる話も新たに書き下ろされ、ある意味『リーンの翼』という物語の決定版と言ってもいいくらいの大作となっています。 ○リーンの翼1: 書籍: 富野由悠季 | 角川書店・角川グループ ○リーンの翼2: 書籍: 富野由悠季 | 角川書店・角川グループ ○リーンの翼3: 書籍: 富野由悠季 | 角川書店・角川グループ ○リーンの翼4: 書籍: 富野由悠季 | 角川書店・

    新発売の小説『リーンの翼』の発売日と値段と内容について勝手に宣告
    prisoner022
    prisoner022 2010/02/11
    よく調べられましたねぇ。本当に頭が下がります。
  • 手塚治虫(3)ロストワールド・メトロポリス・来るべき世界

    ぼくが勝手に「表現上のテーマ」と呼んでいるものは、遅くとも思春期までの期間に、いつの間にか脳の奥底あたりに形成されるものだろう。おそらくそれは、作家の人格そのものとも結びついていて、相当に意識しない限り作品から除外することは難しいことであるように思う。 『ロストワールド』『メトロポリス』『来るべき世界』の三作を合わせて、「初期SF三部作」と呼ぶそうな。 これらは、1948~51(昭和23~26)年に相次いで発表された長編なわけだが、当時の手塚治虫はまだ20才を過ぎたばかり。ある程度までは思うがまま、自由に筆を走らせていたことだろう。まさか、自分を客観視して音を押し殺す・・・ような芸当はまだ考えもしない時代だったと推測する。 というわけで、この初期SF三部作をざっと眺めてみれば、そこからは手塚治虫青年の生の声が聞けるように考えるのはぼくだけではあるまい。果たしてそこでは、手塚治虫中年の言う

    手塚治虫(3)ロストワールド・メトロポリス・来るべき世界
  • 手塚治虫(1)「生命の尊厳」

    いつまでも脱線していてもキリがないので、ざっくばらんに行きたい。 ぼくは劇場版『銀河鉄道999』における「テーマ」だと言われる「限りある命の尊さ」は、松零士にとっての心情的なテーマとも表現的なテーマとも別に、それらの上に半ばムリヤリ載せられた言葉なんじゃないかと考えた。要は、お飾りというやつだ。 それでは、松零士ご人は、その点についてどうお考えになっているのか。 「私は機械化したい人間がいれば機械化すればいいし、生身で生きたいならそれはそれでいいのではないかと思う。どっちが幸福であるかは、その人の人生が終わってみなければわからない」(『完全版 銀河鉄道999 PERFECT BOOK』(宝島社/2006年) と、まあ見てのとおりで、そんなもんはどうでもいいと氏は考えているようだ。 少なくとも、氏にとっての『999』のテーマはそんなところにはない。ぼくには、そう聞こえる。 じゃあ誰が、

    手塚治虫(1)「生命の尊厳」
  • 文化庁メディア芸術祭:シンポジウム金田伊功さん - 氷川竜介ブログ

    ※リンクが切れていたようで失礼しました。修正しました。 直前の告知で恐縮です。明日、故・金田伊功さんの受賞に関連して、シンポジウムを行います。 「第13回文化庁メディア芸術祭」 [特別功労賞受賞者シンポジウム] 2月11日(木・祝)16:00~17:30 出 演 : りんたろう(アニメーション監督) 氷川 竜介(アニメ評論家) 場所は国立新美術館(六木もしくは乃木坂)の講堂、入場は展示ともども無料のはずですが、念のために公式HPなどでご確認ください。スライドや動画なども参照しながら、りん監督と金田さんの足跡を振り返りつつ、その画業の意味や位置づけなどを探っていきたいと思います。 同美術館では金田伊功さんに関する展示も行われています。原画を描くときに使っておられた有名な「円定規」の実物、そして小松原一男杯記念と思われる「黄金のタップ」などが貴重です。また、映画「ファイナルファンタジー」用の

    文化庁メディア芸術祭:シンポジウム金田伊功さん - 氷川竜介ブログ
    prisoner022
    prisoner022 2010/02/11
    ロボット、メカ、爆発、ビーム。 金田伊功さんは生物ではない事物を生き生きと、 しかも楽しげに動かして 日本のアニメ表現を進化させた立役者です。