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2010年3月13日のブックマーク (7件)

  • WEBアニメスタイル | アニメ様365日 第240回 『宮澤賢治 銀河鉄道の夜』もう少しだけ

    前回(第239回 杉井ギサブローと『宮澤賢治 銀河鉄道の夜』)で触れた、杉井ギサブロー監督の監督としての個性についても、前々回(第238回 『宮澤賢治 銀河鉄道の夜』)で引用した「この人に話を聞きたい」で、人にうかがっている。興味がある方は、バックナンバーをチェックするのもいいかもしれない。 『宮澤賢治 銀河鉄道の夜』について、もう少しだけ続ける。僕がこの作品について書いたのは、今回の一連の原稿が初めてで、書いてみて、自分がこの作品に思い入れがある事が分かった。この思い入れは『宇宙戦艦ヤマト』や『機動戦士ガンダム』に対するものとは、ずいぶん違う。 前々回に触れたように、自分にとって『宮澤賢治 銀河鉄道の夜』は、今ひとつ分からない作品だった。凄い作品である事は分かったけれど、どう凄いのかを自分の中で整理がつかず、モヤモヤしていた。前回の原稿を書いた後で思いついたのだけれど、僕はこの作品に凄

    prisoner022
    prisoner022 2010/03/13
    その当時の一般的な観客だけを相手にしているわけではない。10年後、100年後の観客も同じように鑑賞できる。海外のどんな国に持っていっても通用する。作り手は、そういった普遍的な作品を狙って作り、達成している。
  • WEBアニメスタイル | アニメ様365日 第239回 杉井ギサブローと『宮澤賢治 銀河鉄道の夜』

    『宮澤賢治 銀河鉄道の夜』という映画にちょっと当惑としたのは、文脈が読めなかったからだ。大袈裟な言い方をすると、アニメ史的な文脈が読めなかった。 この頃の僕は、国内の商業作品ならどんな斬新な作品でも、それが生まれた経緯について見当がつくようになっていた。半可通マニアの思い込みだったのかもしれないが、とにかく見当はついた。つまり、「あの作品を作った監督が、この原作を手がけたから、こうなったんだな」とか、あるいは「前から凝った作品を作るスタジオだと思っていたけれど、今回はさらに力が入ってこうなったんだな」とか。それまでの流れの中に位置づけて、その作品について考える事ができた。 だが、『宮澤賢治 銀河鉄道の夜』は、そのように位置づけられなかった。まず、前回も触れたように、それまでに僕が観たどの劇場長編アニメとも違っていた。幻想的な映画ではあるが、単にフワフワとしたファンタジーではなく、緻密に設計

    prisoner022
    prisoner022 2010/03/13
    不思議と彼が手がける作品は、オタクっぼくならない。それは、彼がこだわりや執着で作っていないからでもあるのだろう。そして、一般層を相手にして、きちんとヒット作にしている。
  • WEBアニメスタイル | アニメ様365日 第238回 『宮澤賢治 銀河鉄道の夜』

    『宮澤賢治 銀河鉄道の夜』は1985年7月13日に公開された劇場作品だ。この映画のタイトルは、シンプルに『銀河鉄道の夜』と表記される場合が多いが、あらためてDVDで確認すると、劇中で表示されるタイトルは『宮澤賢治 銀河鉄道の夜』。当時の関連出版物でも同様の表記になっているようだ。正式にタイトルを表記するなら『宮澤賢治 銀河鉄道の夜』とすべきなのだろう。 この映画の原作となっているのは宮澤賢治の童話。監督は杉井ギサブローであり、脚が別役実、音楽が細野晴臣という豪華な顔ぶれ。アニメーション監督は前田庸生、美術は馬郡美保子。作画という役職で江口摩吏介、猿山二郎がクレジットされている。制作プロダクションはグループ・タック。 この映画より先に、ますむらひろしが同じ童話を、キャラクターをに置き換えてマンガ化したものを発表している。作はそのマンガを原案としており、ますむらひろしのマンガと同じく、登

    prisoner022
    prisoner022 2010/03/13
    やっぱり賢治の思想というのは、原作に全部文字として書かれている。あれはそれを題材にした1本の映画ですから。『銀河鉄道の夜』というタイトルのアニメーション映画として括ってもらわないと。
  • 「大きな物語の喪失」を「知らんがな、そんなの!」で飛び越えろ (3ページ目):日経ビジネスオンライン

    強く同意しながらとても興味深く読みました。TV版は見ていませんが映画には行ってみようとも思いました。この記事にコメントがつかないのが少し不思議ですね。たしか切通理作さんの文だったかと思いますが「しっかり調べて手堅く書くよりも、記憶にまかせて勢いだけで語るほうが、絶対に面白い」という意見があったことを思い出しました。我が身を振り返ってみても、酒場での与太話で Mrスポックみたいな態度で冷静に正確に会話してもつまんないですもんね。パロディか引用かオマージュか単なるパクリか…著作権からの視点を含めてなんか面倒ですけど「知らんがな」というのは気分が軽やかになるキーワードですね。僕にとっては精神的な涼風でした。(2010/03/31)

    「大きな物語の喪失」を「知らんがな、そんなの!」で飛び越えろ (3ページ目):日経ビジネスオンライン
    prisoner022
    prisoner022 2010/03/13
    「発動篇」(1982年の富野由悠季監督作品)とか、どう観ても理不尽な、変なフィルムを見てしまったが故に/映像表現として、ここまで言葉を失うような衝撃的な物が作れるということを知ってしまった
  • あと2週! 富野由悠季『リーンの翼』小説完全版を買いましょう!

    富野由悠季が送ったファンタジー騎士物語の傑作、バイストン・ウェルシリーズの金字塔である『リーンの翼』小説完全版の発売日も、ようやく2週をきりました! 今回は、ニュータイプ2010年4月号などに掲載された最新情報をお届けします! まずは、寺田克也氏デザインの正式なカバーイラストです。先日一度紹介しましたが、今回は正式にタイトルと著者名を入れた決定版です。せっかくなので、ゴージャスに大きいサイズでご紹介します。また、内容紹介も新たに更新されましたので、どっちも見逃さないでね。 太平洋戦争末期、特攻機・桜花に搭乗し、米軍機へと突撃しようとしていた青年、迫水。だがその瞬間、異世界バイストン・ウェルへと召喚される! 人間の想念の源たる地で、あらたな戦乱の渦中となった迫水は!? 伝説の「リーンの翼」を顕現させたことで、戦乱続くバイストン・ウェルにあって、英雄にまつりあげられた迫水。死にそこない、帰る国

    あと2週! 富野由悠季『リーンの翼』小説完全版を買いましょう!
    prisoner022
    prisoner022 2010/03/13
    #tomino #TheWingsOfRean 5000ページに増えた…?
  • AM10年04月 富野に訊け!! 第89回 - シャア専用ブログ@アクシズ

    QUESTION92「強い決断力を持つためにはどうすればいい?」 栃木県/サンドル 17才 富野監督、はじめまして。さっそくではありますが、ご相談したいことがあります。 僕は以前より何かを「これ」と決める決断力に欠けるところがあります。 日常の「今日はどんな服を着ていく?」というところから、受験の進路、学校を選ぶところなど、あるゆるところで悩んで、1日の間で長い時間をとってしまいます。 もっとスパッと決断できるといいと自分でも思うのですが、あれも良いけどこれも良い、これはダメだけどあれはもっとダメ……と考えていると、何がベストなのかがわからなくなってしまいます。 強い決断力を持つために、何かアドバイスをいただけますでしょうか。 よろしくおねがいします。 努力に伴う自信がないから決断力は鈍っていく まず学生の分である勉学に励み迷いと不安をカバーしていこう! バンクーバー五輪では、スノーボー

    AM10年04月 富野に訊け!! 第89回 - シャア専用ブログ@アクシズ
    prisoner022
    prisoner022 2010/03/13
    基本的に人生は自分の決め事だけで進むことはできないのです。長い刻苦の積み重ねの中で、何か納得できるものが見つけられることこそが、幸せにつながるのです。
  • NT10年04月号 富野由悠季インタビュー「次へ、踏み出せ」 - シャア専用ブログ@アクシズ

    NT25周年に寄せて 栄枯盛衰がある中、干支が二回りするだけの時間を生き延びたということは、それだけで価値があることです。それは認めざるを得ないし、そこには認めるべきものがあると思います。懐古趣味・原理主義に陥らず、次の12年を生き延びる道を探ってください。おめでとう。 組織を硬直化させないためにできること ―― 85年、「機動戦士Ζガンダム」の放送年に創刊した誌が25周年を迎えました。 富野 昨晩、前号についていた300号記念の別冊付録を見ながら、この25年って、ここに書かれているとおりのことだったよね、と思いました。それ以上に付け加えることはないですね。だから、「ニュータイプ」のようにこうやって続いてきた媒体は大事にしていってほしいと思います。 ―― これからの誌にはなにが必要だと思いますか? 富野 僕のような年齢の人間が、今「ニュータイプ」を読んでいるような読者が、なにを好んでい

    NT10年04月号 富野由悠季インタビュー「次へ、踏み出せ」 - シャア専用ブログ@アクシズ
    prisoner022
    prisoner022 2010/03/13
    今、非常に気になっているのが、現実そのものがフィクション化、漫画化してきているということです。たとえば今の政治って漫画そのものでしょう? そういう現実をリアリズムで描くエンターテインメントができないか